眼精疲労が大人ニキビを招く3つの原因
公開日:2017/07/09 / 最終更新日:2019/08/22
大人ニキビを招く原因の1つに眼精疲労があります。眼精疲労とは一時的な目の疲れではなく、慢性的な目の疲れのことをいいます。
目の疲れと大人ニキビは関係がないと思われがちですが、実は密接な関係があります。
「思春期ニキビ」は皮脂分泌が活発になって毛穴が詰まることで発生するニキビですが、「大人ニキビ」は皮脂による毛穴の詰まりだけでなく、いろいろな原因によって引き起こされるのです。
今回は眼精疲労が大人ニキビを招く3つの原因についてご紹介します。
① リンパの流れが悪くなって大人ニキビができる
眼精疲労によって顔のリンパ液の流れが悪くなるので、それによって大人ニキビができてしまいます。眼精疲労が肩や首のコリの原因となることは広く知られていますが、それ以外にもいろいろな部分のコリができてしまいます。目は顔にあるので、眼精疲労によって顔の筋肉も凝ってしまい、それによってリンパ液の流れが悪くなり、老廃物の代謝が悪くなってしまうのです。そのため大人ニキビができてしまうというわけです。
② 目の周りの血行不良によって大人ニキビができる
眼精疲労によって目の周りの血行が悪くなるため、大人ニキビができやすくなります。特にデスクワークなどのパソコン画面と向き合う仕事をしている人は、目の周りや眉間にニキビができやすいという特徴があるのです。目を酷使して目の周りの血行が悪くなることで、代謝が低下しニキビを引き起こします。
③ システイン不足で大人ニキビができる
眼精疲労を回復させるためには、システインという物質が必要になります。システインはタンパク質の一種で、肌の新陳代謝にも必要な物質です。
しかしシステインの分泌量には限りがあるので、眼精疲労の回復に使用されると肌の回復に使われる量が少なくなってしまいます。そのため眼精疲労がひどくなると肌の代謝が悪くなり、ニキビの原因となってしまうのです。
眼精疲労になると目が疲れるだけでなく、大人ニキビの原因の1つとなってしまうので、目の疲れを溜めないことが大切です。
目の疲れを感じたときにはホットタオルを目に当てて血行を良くしたり、定期的に目を休ませたりなどして、疲れを取ってあげるようにしましょう。