ポッコリがスッキリ! お腹のガスを抜くマッサージ方法
公開日:2017/08/20 / 最終更新日:2019/08/22
ガスが溜まって腹部が張っていると、苦しいうえに服も着こなせなくなります。そんな困ったガス溜まりには、腸に刺激を与えるマッサージが有効です。ガス抜きマッサージのやり方と注意点を知って、ガスが溜まりにくい腸へと整えましょう!マッサージには便秘解消効果もあるので、重苦しい下腹部に悩んでいる人はぜひ実践してみてください。
腹部のガスを抜くマッサージ方法
ガスや便が溜まる大腸を刺激することで、腹部の張りや重苦しさを解消することができます。大腸はおへその周りにあるので、腹部に「の」の字を描くようにマッサージしましょう。
≪ガス抜きマッサージのやり方≫
- 1.仰向けに寝て、ひざを立てます
- 2.親指以外の指をそろえて、おへその下におきます
- 3.おへその下→右の骨盤の内側→右の肋骨の下→みぞおち→左の肋骨の下→左の骨盤の内側→左の恥骨の上という順番で、指先で少し強めに押しこむようにマッサージしましょう
ガス抜きマッサージのポイント・注意点
≪深呼吸しながら行う≫
マッサージは深い呼吸をくり返しながら行いましょう。体の緊張がほぐれて、マッサージのデトックス効果が高まります。
≪「横行結腸」を強めに押す≫
ガスは気体なので、腸の上の部分に溜まる性質があります。「右の肋骨の下→みぞおち→左の肋骨の下」に位置する「横行結腸」にガスが溜まりやすいので、この部分はやや強めに刺激しましょう。
≪硬くなっているところは念入りに≫
マッサージをしていて硬くなっているところがあったら、ガスや便が詰まっている証拠です。指先で念入りにほぐしましょう。
≪痛みを感じるほどの刺激はNG≫
大腸はやや強めに押すことが大切ですが、痛みを感じるほどの刺激はNGです。腸に負担をかけて、かえって動きを悪くさせてしまいます。あくまでも「気持ち良い」と感じる程度のマッサージを行ってください。
ガス抜きマッサージをするタイミング
マッサージに最適なタイミングは、朝起きてすぐ朝食を食べる前です。朝に大腸を刺激しておくことで排便を促し、日中のガス溜まりを防ぐことができます。ベッドに横になったまま、ゆっくりとリラックスして行いましょう。
もちろん、朝以外のマッサージもお勧めです。こまめにマッサージをすることで、腸の動きを活性化することができます。トイレの中やお風呂の中でゆったりした気持ちで行いましょう。
ただし、食後のマッサージは胃腸に負担を与えるのでNGです。また、生理中はOKですが、妊娠中のマッサージは禁物なので注意してください。