アフターケアが重要! ほくろ除去をする時のポイント
公開日:2017/08/31 / 最終更新日:2019/10/16
「ほくろが気になる!」「ほくろがコンプレックス!」という人は少なくないもの。
ほくろの性質やほくろ除去の方法、注意点について確認してみましょう。
ほくろについての基礎知識
ほくろというのは医学的には色素性母斑と呼ばれ、メラニン色素を含む細胞(メラノサイト)がその場所に多く集まってしまった状態です。ほくろには、生まれつきものと、成長途中でメラニン色素が増えることによって現れるものがあります。
ただし中には、単にメラノサイトが集まったほくろだけではなく、基底細胞がんや悪性黒色腫などの腫瘍が、ほくろのようになっている場合もあるので注意が必要です。自分のほくろがどういった種類のものかを判断するのは難しいので、気になる場合はクリニックで相談するのが良いでしょう。
ほくろ除去の施術方法
ほくろが気になるので除去したいという場合には、いくつかの方法があります。ほくろを切除する切除縫合法やくりぬき法、レーザーを使ってほくろを除去するレーザー治療のほか、液体窒素でほくろを除去する凍結療法というものもあります。
ほくろの種類や大きさや位置、状態などによっても適切な施術方法というのは変わってきます。特に、唇や目の周りの柔らかい皮膚などデリケートな部位できたほくろは除去しにくい場合があります。
ほくろ除去後の注意点とは
ほくろを除去したまま放置していると、皮膚がとてもデリケートになっているため、後々思わぬトラブルにつながる場合があります。施術によって表皮の守る力が一時的に弱まった状態で紫外線をたくさん浴びると、ほくろが再発してしまうこともあります。
また、ケアをしないと傷跡が残ったり炎症を起こしてしまったりする危険性もあります。施術をした後には、きちんとアフターケアをするようにしましょう。
アフターケアのポイント
ほくろ除去後にはアフターケアまできちんと指導してくれるサロンやクリニックを選ぶと良いでしょう。消毒液やクリームなどを処方された場合には、用法用量を守ってケアしてください。ほくろを除去してから傷あとの皮膚が周囲となじむまでの間は、絆創膏かテープを貼って保護しましょう。このテープは傷痕の保護だけでなく、ほくろの原因となる紫外線を防止してくれる効果もあります。
さらに、日焼け止めや帽子、サングラスやストールなどで紫外線対策を万全にすることも治療の跡をキレイに治すための極意です。