注意! 体臭がキツくなる食べ物&飲物があるって本当?
公開日:2017/10/03 / 最終更新日:2022/02/01
「ふとした瞬間に自分の臭いが気になる……」
そんなお悩みをお持ちの方は少なくありません。
実は、普段何気なく口にしている食べ物や飲み物の影響で体臭がキツくなってしまう場合があることをご存知でしょうか。そのため普段の食生活から見直すことが、体臭の強さを抑えることにも役立つのです。
肉類の取り過ぎには注意
体臭をキツくする食べものの代表に、肉類があげられます。なぜなら、汗は脂肪分と混ざりあうことで体臭の発生源となるからです。
肉類でも脂肪分が豊富な方が影響は強く、脂肪分が少ない赤味などは影響が少ない傾向にあります。さらに牛乳やチーズ、バターと言った脂肪分の取り過ぎが影響を与えるため、食べる場合は量を調整するなど気を配る必要があるのです。
普段の生活で肉を食べる量が多い場合は、意識的に野菜を増やしていく必要があります。たとえば緑黄色野菜には体臭を抑える効果に期待できるものが多いため、しっかりと摂取していくことが重要です。
アルコールの取り過ぎもNG
アルコールは複数の意味で臭いの発生源になることがあります。
まず、アルコールの分解の過程で臭いが発生すること。
次に、アルコールを摂取することで身体の中で活性化酸素が生まれやすくなり、皮脂などを酸化させることによって臭いの元となる場合があります。もちろん、適量であれば影響は少なくそれほど気になるものではないのですが、日頃から飲み過ぎる習慣がある人は注意が必要です。飲む量自体を減らすだけでなく、休肝日を意図的に増やすなど対策が必要となるでしょう。
体臭以外にも高血圧になりやすくなる、腎臓や肝臓に負担を与えることに繋がるため、成人病予防の観点からも量を控える必要があります。
塩分と糖分の取り過ぎが原因のことも
体臭がキツくなる意外な要素に、塩分と糖分の取り過ぎも挙げられます。これは塩分や糖分を摂取しすぎると、身体の外に出そうと過剰に水分が排出されることがあり、身体の中の臭い成分が濃くなってしまうことがあるからです。塩分や糖分が排出されるためには時間が必要なため、取り過ぎは常に身体に負担をかけることにもなります。
特に清涼飲料水などで糖分を取り過ぎている場合は、無糖のものや低カロリーのものへの変更が大切になります。また、紅茶やコーヒーに砂糖を入れる際も、甜菜糖(てんさいとう)や黒砂糖など、なるべくミネラル分が多い物を使うことで影響を減らすことができます。
体臭だけでなく健康面も考えて、普段の食事に気を使うようにしてください。