眉毛を抜くとまぶたがたるむ? 眉毛の正しいお手入れ法
公開日:2019/05/20 / 最終更新日:2022/05/20
顔の印象に大きな影響を与える眉毛。時代によって眉毛の形にもトレンドがあり、眉毛を描くのが苦手な方も多いのではないでしょうか。人間の顔はおおむね左右非対称ですが、それをできるだけ左右対称に整えるために眉毛の形は大きな役割をになっています。
今回は眉毛を抜くリスクと、正しいお手入れ方法についてご紹介します。
抜いちゃだめ! 眉毛を抜くリスク
伸びかけの眉毛をみつけて、つい抜いてしまったことがある人もいるのではないでしょうか。カミソリやハサミでのお手入れは伸びてくるのも早いため、長持ちする脱毛を選ぶ人も少なくありませんが、リスクも伴います。
・まぶたがたるむ
眉毛を抜くとき、眉下の皮膚やまぶたが引っ張られます。長期にわたり眉毛を抜いていると引っ張られ続けた皮膚が伸びてしまい、たるみに繋がる恐れがあります。まぶたへの日常的な刺激は、目が開けづらくなる眼瞼下垂という病気のきっかけになることもあるため注意が必要です。
・眉毛が生えてこなくなる
毛抜きで自己流のお手入れをし続けることで、皮膚の中にある毛をつくる組織に傷をつけてしまい、毛が生えてこなくなることがあります。
・毛嚢炎になる
毛を抜く時に皮膚が傷つけられ細菌が毛穴の奥の毛包に入ってしまい、炎症をおこしてしまう症状です。皮膚に無理なダメージを与えて赤いブツブツやかゆみ、痛みが起きます。脱毛箇所の衛生状態が良くない場合や、免疫力が低下している人は症状が現れやすいため、特に注意が必要です。
バランスの良い眉毛の作り方
眉毛の形には「黄金比率」というものがあります。それぞれの骨格や顔立ちに合わせ、一番キレイに見えるバランスの眉毛を描くためのガイドのことです。眉毛をお手入れするときに意識することで、顔の印象をアップさせることができます。
・眉頭
小鼻のふくらみと目頭の延長線、目頭より少し内側からスタートします。
・眉尻
小鼻と目尻の延長線上に持ってきます。
・眉山
眉頭から約2/3の位置あたり、白目のふちから真上にまっすぐ伸ばした位置にします。
・眉の高さ
眉頭と眉尻は水平になるようにします。
・眉の角度
眉頭と目尻の角度は10度が標準です。目のラインと合わせると自然になります。
角度をしっかりとつけるときりっとした印象に、最近流行している平行眉は優しげな印象になります。
眉毛のお手入れ方法
1.顔のバランスに合わせてガイドになる眉の形を描く
2.アウトラインの外側にはみだした余計な部分は剃る
3.眉頭は下から、眉尻は上からコームをあて、ラインからはみ出した眉毛をハサミなどでカットする
ポイントは少しずつ、鏡から離れて全体のバランスを見ながら進めていくことです。ついやりすぎてしまってもメイクで修正できますので、リラックスして行いましょう。
また毎日眉毛を描くことにストレスを感じる方は、医療アートメイクという方法もありますので、検討してみてはいかがでしょうか。