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春風にご注意を! 刺激物質から肌を守ろう

公開日:2019/03/22 / 最終更新日:2022/05/24

中川 桂中川 桂先生

春風にご注意を! 刺激物質から肌を守ろう

春は心地よい風が吹き、気持ち的にも穏やかに過ごせる季節です。しかし寒暖の差が激しかったり花粉の飛散量が多くなったりと、さまざまな体の不調を引き起こしやすくなる時期でもあります。
心地よく感じる春風にも刺激物質が含まれていて、肌にダメージを与えてしまうケースもあるのです。

今回は春風に含まれる刺激物質が肌に与える影響や、肌トラブルを防ぐためのケアをご紹介します。

春風に含まれる刺激物質が肌に与える影響

乾燥した冬を過ごしてきた春の肌は表面のバリア機能が低下し、外側からの刺激を受けやすくなっています。また気温の上昇で肌がベタつきやすくなっているため、春風に混ざっている花粉や砂ぼこリなどの刺激物質が肌に付着しやすくなります。

・敏感肌の方は要注意な花粉
花粉は鼻水や目のかゆみといった症状だけでなく、肌の炎症も引き起こします。花粉の飛散量が増える春先に肌の乾燥が続く、赤みやかゆみの症状が出るという方は「花粉皮膚炎」を発症している可能性があります。
乾燥した肌は、角層のめくれやキメの乱れが起こって表面のバリア機能が低下しているため、花粉やアレルゲンの侵入を防げなくなります。これが「花粉皮膚炎」を発症してしまう原因です。特に敏感肌の方は肌がデリケートなため、花粉による刺激を受けやすいので注意が必要です。

・砂ぼこりや過剰な皮脂分泌
春風には砂ぼこりや黄砂も含まれており、肌は汚れやすくなります。砂ぼこりや粒子の細かい黄砂が付着したまま鼻をかんだり目をこすったりすると、摩擦により肌がダメージを受けて肌荒れを引き起こします。
また暖かくなることで皮脂の分泌量が増えると、ニキビや毛穴の詰まり・黒ずみの原因になります。皮脂は肌を保湿するために必要な成分ですが、過剰な分泌は春風に含まれる刺激物質を肌に付着させやすくするので注意しましょう。

肌トラブルになる前に! 正しいケアの方法

春風に含まれる刺激物質が肌トラブルを引き起こすこともあるため、特に帰宅後には正しいケアが必要です。普段の洗顔や保湿を見直して、春の肌に合わせたケアを行いましょう。

・優しく丁寧に洗顔をする
帰宅したら、なるべく早く肌に付着した花粉や砂ぼこりを洗い流すようにしましょう。このとき、洗顔料をしっかり泡立てて肌を優しく包み込むように洗うのがポイントです。
洗顔料は肌への負担が少ない弱酸性のものを選びます。スクラブやマッサージソルトを含んだ洗顔料は角質を削ってしまう可能性があるため、春の敏感な肌には控えましょう。

・洗顔後の肌保湿はたっぷりと
洗顔後の肌は水分が蒸発しやすいため、すぐに保湿をすることを心掛けましょう。十分な保湿を行うことで肌のバリア機能を高めることができます。保湿効果の高い化粧水や乳液を使い、肌を優しく押さえながら保湿成分を浸透させていきましょう。

乾燥する冬を乗り越えた春の肌は、肌トラブルを起こしやすくなっています。春風に含まれる刺激物質を直接肌に触れさせないために、外出時にマスクやメガネで対策をするのも効果的です。正しいケアを行い、美しい肌を保ちましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

中川 桂

中川 桂先生なかがわ かつら

シロノクリニック恵比寿

お一人おひとりの価値観や美に対する意識が異なります。 患者様のご要望をお伺いし、理想的かつナチュラルな美しさを最大限に引き出す美容治療の提供を心がけ、たるみ治療・シミ治療をと得意としています。

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