肌のくすみ改善のために「ピーリング」を行うときの注意点とは?
公開日:2018/05/24 / 最終更新日:2022/07/14
年齢と共に気になってくる肌のくすみ。手軽なセルフケア方法といえば、真っ先に挙がるのが「ピーリング」ですが、これを行うときにはいくつかの注意点があることをご存知でしょうか。間違った方法でピーリングを行ってしまうと、かえって肌にダメージが与えられてしまうことがあるのです。
きちんとくすみ改善に役立て、肌へのダメージを防ぐためにも正しいピーリングの方法を学んでいきましょう。
そもそも「くすみ」はなぜ起こる?
顔色をどんよりと暗く見せ、老けた印象さえ与えてしまう肌のくすみ。この原因となっているのは、加齢や生活習慣の乱れ、スキンケア不足によって起こるターンオーバーの乱れや血行不良です。
とくにターンオーバーの乱れは肌をくすませる大きな原因となっていて、これが起こると本来剥がれるはずの角質が肌の表面に残り続けるため、キメが荒くなり肌のみずみずしさがなくなってしまいます。すると、肌の透明感までもが失われ、結果的にくすみがちな肌に見えてしまうのです。
くすみ改善にピーリングが効果的な理由とは?
女性の大敵ともいえるくすみを改善するためには、肌の表面に蓄積した古い角質をオフしてあげることが大切です。しかし、角質は日頃の優しい洗顔やスキンケアだけではなかなか落としづらいもの。そこで活躍してくれるのが、ピーリングです。ピーリングは、普段の洗顔とは違って古い角質を剥がして遅れてしまったターンオーバーを促進させるという効果が期待できます。そのため、肌のくすみ改善にはもちろん、ザラつきやゴワつきなどの肌トラブル改善にもつなげることができるのです。
ピーリングを行うときの注意点とは?
最近では市販のピーリング剤などがたくさん販売されているため、セルフでも気軽に行えるようになりましたが、これを実践するときにはいくつかの注意点があります。
まず1つ目の注意点は、ピーリングを行う回数です。クレンジングや洗顔のように毎日繰り返し行ってしまうと、肌に必要な分の角質まで剥がしかねません。製品に記載されている回数を守って行いましょう。
また、より効果を得ようとしてピーリングを行うときに強く肌を擦る方もいますが、これもNGです。肌へのダメージを防ぐためにも、優しく手をクルクルと回しながら肌の上を滑らすようにして行うことが大切です。
ピーリングは手軽で簡単なスキンケアですが、行う頻度や方法がとても大切なポイントになります。正しくピーリングを行って、理想的な透明感あふれる肌をキープしていきましょう。