夏が来る前にどうにかしたい! 今すぐできる足のニオイ対策
公開日:2020/05/11 / 最終更新日:2022/05/19
靴を脱いだときに、ふと自分の足のニオイが気になったことはありませんか。
会社の飲み会や友達との食事会で靴を脱がなければならないとき、足のニオイを気にせずにスマートに振る舞いたいものです。汗をかきやすい夏にも足のニオイを気にしなくて済むよう、今のうちからニオイ対策を行いましょう。
今回は、足のニオイの原因や簡単にできるニオイ対策をご紹介します。
足のニオイの原因
足のニオイの主な原因となっているのは皮膚に常在する細菌です。何が原因で細菌が増え、ニオイの原因となっているのかを見てみましょう。
【汗】
私たちの身体には多くの汗腺がありますが、なかでも足の裏に集中しており、1日で約200mlの汗をかくといわれています。汗そのものはニオイの原因にはなりませんが、汗を放置することで細菌が増え、ニオイの原因となります。
【角質】
足の角質が厚いと摩擦や新陳代謝によって表皮細胞が徐々にはがれ落ち、垢になります。足の裏の皮膚に常在する細菌は汗と同様に垢をエサとして増え、ニオイを放ちます。
【爪】
足のニオイというと皮膚にばかり注目しがちですが、爪の間に溜まったホコリや繊維、垢も無視できません。爪の汚れと靴のなかという高温多湿の環境によって細菌が増殖し、ニオイの元となります。
【靴】
靴のなかは足から分泌された汗によって常に蒸れた状態です。特に革靴のような通気性の悪い靴は汗が靴の内部に留まり、靴自体にニオイが染み付いてしまうこともあります。
今日からできる足のニオイ対策
現在足のニオイに悩んでいる方も、毎日のちょっとした心掛けや靴のケアによって足のニオイ対策ができます。
正しい足の洗い方
足を丁寧に洗うだけでもニオイの軽減に繋がります。
まず足を軽く洗って湯船に浸かるか、桶にお湯を張って足湯をして足の裏の皮膚を柔らかくします。
石鹸を泡立てたら、手を使って足を洗います。足の裏はもちろんのこと、指と指の間もしっかりと洗うことがポイントです。また、爪の間の汚れをとるために専用のブラシを使うのもお勧めです。
靴下を着用
靴下を履くと靴のなかが汗で蒸れてしまいそうですが、素足で靴を履くと靴が汗を吸収してしまいます。ニオイ対策を行ううえでは、靴下に汗を吸収させることが大切です。靴下を選ぶ際は汗を吸収しやすい綿素材のものを選びましょう。
靴のケア
汗が染み込んだ靴はニオイの原因となるため、しっかりと乾燥させることが大切です。靴のなかに丸めた新聞紙や除湿剤などを入れておけば、靴のなかの湿気を吸収してくれます。また1日おきに靴を替えたり、オフィス専用の靴を用意したりすることもニオイ対策につながります。
足のニオイは足や靴を清潔に保つことで改善できます。夏場はどうしても汗の量が多くなってしまうため、足用の制汗クリームやデオドラントを利用するのもお勧めです。毎日のケアを欠かさないようにし、足のニオイ対策を行いましょう。