旬の春野菜「菜の花」の美肌・デトックス効果がすごい!
公開日:2017/01/17 / 最終更新日:2019/10/16
今はさまざまな野菜が1年中手に入りますが、同じ野菜でも旬の時期のものはその他の時期に比べて栄養価が数倍以上高くなります。
春先にスーパーに並ぶ旬の野菜の中でも、美容・健康効果が特に高いものに「菜の花」があります。今回は、旬の春野菜「菜の花」の美容効果についてご紹介します。
ビタミンたっぷり! 抜群の美肌効果
菜の花はとても栄養価の高い緑黄色野菜です。
特にβカロテンやビタミンCの含まれる量は野菜の中でもトップクラスと言われています。
βカロテンは、体内で必要に応じてビタミンAに変換され、肌や粘膜を健康に保つことに役立ちます。ニキビや肌荒れなど肌トラブルの予防・改善効果も期待できます。
ビタミンCは、体内でのコラーゲンの合成を助けるため、肌のハリや弾力を保つために欠かせません。また、メラニン色素を作るチロシナーゼという酵素の働きを抑えるため、シミやそばかすの予防にも役立ちます。
さらにβカロテン(ビタミンA)とビタミンCどちらも抗酸化作用があるため、活性酸素の働きを抑え、肌の老化予防効果も期待できるんですよ。
菜の花には他にもビタミンB1やB2、葉酸などさまざまなビタミンが含まれています。
便秘やむくみの解消にも!
菜の花には不溶性の食物繊維がたっぷりと含まれています。不溶性食物繊維には、便のかさを増し排便を促す効果があるため、便秘の予防・改善に役立ちます。便秘が解消されることで、内臓の働きが良くなり体内のデトックスが進むため、肌荒れの改善にもつながります。
また、菜の花にはカリウムも豊富に含まれます。カリウムは体内の余分な塩分を排出する働きがあり、むくみの解消やセルライトの予防にも役立ちます。
苦み成分であるイソチオシアネートには血液サラサラ効果があるため、血行不良による冷えや肌のくすみの改善にも効果的です。
菜の花には少し苦味があって食べにくいと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、この豊富な栄養価と美容効果を考えたら食べないのはもったいないですよね。ぜひ旬の今の時期、積極的に食事に取り入れてみてください。