海水浴では日焼けリスク倍増……絶対取り入れるべき紫外線対策とは
公開日:2019/06/25 / 最終更新日:2022/05/20
夏は紫外線量が急増するため、より厳重な紫外線対策が必要になります。特に注意すべきなのは、海水浴に出かけたとき。海や砂浜ではいつも以上に日焼けをするリスクが高いのです。その理由を、絶対焼かないための対策方法とあわせてチェックしておきましょう。
海水浴で日焼けをしやすい理由とは
海水や砂で紫外線が反射しやすいため
海にはビル街や住宅街とは違って、直射日光を遮るものがないため、強い紫外線がそのまま降り注いでいます。そしてその強い紫外線は頭上から降り注ぐだけでなく、海水や砂に反射して、再び私たちの肌に向かってきます。海水浴では上からだけでなく、下からの紫外線にも注意が必要です。
海水で日焼け止めが落ちやすいため
海水に浸かると肌が濡れ、日焼け止めが落ちやすくなります。たとえウォータープルーフタイプの日焼け止めでも、泳いだり人と触れ合ったりすると摩擦によって落ちるので、日焼けをしやすくなるのです。
濡れた肌は紫外線ダメージを受けやすいため
海水で肌が濡れると紫外線透過率が高くなり、肌の内部に紫外線が侵入しやすくなります。また、紫外線や海水などの影響で肌のバリア機能が低下するため、さらにダメージを受けやすくなります。
絶対焼かない! 海水浴での紫外線対策方法
ラッシュガードを着用する
海水浴での紫外線対策にTシャツを利用する方がいますが、実はあまり効果が期待できません。綿のTシャツは紫外線を通しやすいため、着用していても日焼けをする恐れがあるのです。
そのため海水浴ではTシャツではなく、適度な厚みのあるUVカット加工のラッシュガードを着用することをお勧めします。UVカット加工の衣類でも紫外線をカットできますが、そのまま海には入れないので、速乾性に優れたラッシュガードのほうがいいでしょう。
SPF・PAの値が高い日焼け止めを使用する
ラッシュガードを着ずに肌を適度に露出したい、というのであれば、SPFやPA値の高い強力な日焼け止めを使用しましょう。海水浴ではSPF50・PA++++の日焼け止めが適しています。さらにウォータープルーフタイプだと万全です。
日焼け止めはこまめに塗り直す
いくら優れた日焼け止めでも、時間の経過とともに海水や汗によって落ちてしまいます。日差しの強い海では、2時間おきに塗り直すようにしましょう。しっかりと多めに塗ることも重要です。
ビーチパラソルを利用する
海に入っているときだけでなく、砂浜にいるときの日焼けにも注意が必要です。できるだけビーチパラソルを設置して、直射日光を浴びないようにしましょう。ただしビーチパラソルが使用できない海水浴場もあるので、事前にしっかり調べることが大切です。
日焼けをするとシミやシワができやすくなったり、美容皮膚科でのレーザー脱毛ができなくなったりするなど、さまざまな弊害があります。透明感のある白肌を保つために、海水浴では十分な紫外線対策を立てるようにしましょう。