ニキビが悪化するのはカップラーメンが原因だった!?
公開日:2017/10/21 / 最終更新日:2019/08/19
「なんだか最近ニキビができやすい」
「またはニキビが治りにくくなった」
このような人は、生活習慣が乱れがちになっていませんか? また、カップラーメンをよく食べている、という人もニキビと関係があるといわれています。
なぜカップラーメンがニキビと関係があるのか、そのメカニズムについてご紹介します。
ニキビができる原因
そもそもなぜニキビができてしまうのでしょう。ニキビは思春期ニキビと大人ニキビの2つに分けられます。思春期ニキビはある程度の時期が過ぎればできにくくなっていくのが特徴です。大人ニキビは生活習慣の乱れや皮脂の分泌量の変化などで毛穴が詰まることでおこります。
カップラーメンとどんな関係が?
カップラーメンにはさまざまな成分が含まれています。塩分が多いことはもちろん、食品添加物もたくさん使われています。油で揚げられた麺は飽和脂肪酸が多く、肌を酸化させる原因のひとつと考えられています。この2つは健やかな肌を保つにはあまり必要のないものです。飽和脂肪酸は皮脂を酸化させて固まらせ、毛穴の詰まりの原因となります。食品添加物は消化する際に大量の活性酸素を発生させます。これはニキビの炎症につながり、ニキビが治りにくい原因のひとつです。
もうひとつは栄養が偏りがちになってしまうということ。肌の水分量を保つ、ツヤやハリをキープするには、ビタミンやミネラルなどの栄養素は欠かせません。カップラーメンにはビタミンやミネラルは少なく、そういった食生活が続くと皮脂のコントロールができなくなり、ニキビができやすくなってしまいます。また、バリア機能の低下にもつながるため、ニキビができやすく治りにくいという肌質になってしまうことも珍しくありません。
1週間に1回以下が目安
それでもたまにはカップラーメンを食べたい、という人もいるでしょう。健康維持や健やかな肌をキープするには、カップラーメンは1週間に1回以下が好ましいとされています。
また、麺はノンフライ麺を意識的にチョイスするだけでも大きく変わります。カップラーメンだけという食事にならないよう、サラダやフルーツなども一緒に摂るようにしましょう。また、ニキビ予防を考えているなら、ビタミンB群を積極的に摂ることがおすすめです。レバーや牛乳にはビタミンB2が多く含まれ、青魚やバナナにはビタミンB6が豊富に含まれています。
ですが、ニキビを治したいなら、カップラーメンをしばらく控えることも大切だということを理解しておきましょう。
ニキビができやすく治りにくい方は、カップラーメンを頻繁に食べていないかチェックし直すことから始めてみてください。