目の下の白いポツポツ「稗粒腫」を治す方法は?
公開日:2016/10/10 / 最終更新日:2019/08/19
目のまわりにできる白い小さなポツポツにお悩みの方は多いですね。あのポツポツは、「稗粒腫(はいりゅうしゅ/ひりゅうしゅ)」と呼ばれるもの。通常、痛みや痒みなどもなく、放置しておいても問題ないものなので、やはり目立つ部分ですし気になりますよね。
稗粒腫のできる原因や予防・治療法などについて、美容皮膚科 シロノクリニック銀座 徳永真理院長がお伝えします。
稗粒腫ってどんなもの?
稗粒腫は、目のまわりなど皮膚の薄い部分に現れる、白色の小さな粒のようなポツポツ。その正体は、皮膚の浅いところにできた角質の塊です。
毛穴の奥にある毛包という袋や、皮脂腺の未発達なものに角質がたまることでできると言われています。体質的なもので、特に理由なくできる場合もあり、小さな子どもや若い女性にも多く見られます。
また、顔を擦るクセによるものや、老化現象の一つとして生じる場合もあるようです。
稗粒腫の治療・予防法は?
稗粒腫はニキビなどと異なり、炎症を起こしているわけではないので、放っておいても特に問題はありません。顔を擦るクセなどによって生じたものの場合は、顔を擦らないように気をつけているだけで自然となくなることもあります。
稗粒腫は体質的にできやすい人もいるので、確実な予防法はないのですが、ニキビなどによって毛穴が傷むことによってできる場合もありますので、油っこい食べ物を摂り過ぎないなど、ニキビ対策が稗粒腫の予防につながる場合もあります。
見た目上、気になって取り除きたいという方も多いかと思います。その場合は、自分でつぶしたりせずに皮膚科に相談するようにしましょう。レーザー治療などによってキレイに治すことができますよ。