手肌の乾燥予防!効果的なハンドクリームの使い方は?
公開日:2016/08/28 / 最終更新日:2019/08/19
寒くなるこれからの季節は、肌の乾燥が気になる時期ですね。 乾燥しやすい部分は人によっていろいろですが、中でも多くの人が悩むのが手肌のカサつきではないでしょうか。
手肌の乾燥対策は、ハンドクリームによるこまめなケアが基本。効果的なハンドクリームの使い方を、美容皮膚科 シロノクリニック横浜 三宅真紀院長がお伝えします。
手を洗ったらハンドクリーム!
手の皮膚は皮脂腺が少ないため、もともと皮脂の分泌が少ない部分です。それに加えて、手はいろいろなものに触れたり、たびたび手洗いのために水に濡らしたりするため、さらに皮脂が失われやすく、乾燥しがちです。
手を洗ったり、入浴や洗い物などで手を濡らした後は皮脂が落ちて乾燥しやすくなっているため、すぐにハンドクリームで保湿するのが大切です。塗り忘れないよう洗面所や職場のデスクの上にハンドクリームを常に置いて、こまめに塗り直す習慣をつけるようにしましょう。
ハンドクリームの効果的な塗り方
日中の手洗い後などは、さっと塗るだけでも塗らないよりは断然良いのですが、時間がある時はハンドクリームの効果を引き出すために以下のようなポイントを押さえてみてください。
・ハンドクリームの前に化粧水で保水
毎日の洗顔後は、乳液やクリームの前に化粧水で水分を補いますよね。手肌の場合も同様に、クリームをつける前に化粧水をなじませて保水するとうるおい効果がアップします。
・クリームは手のひらで温めてから
ハンドクリームを塗る時は、てのひらに適量を出したら両手を合わせて温めましょう。温めることでクリームの伸びが良くなり、肌になじみやすくなります。
・手の甲に重点を置いて
手のひらより手の甲の方が乾燥しやすいもの。塗る時は手の甲に重点を置いてしっかりとなじませましょう。
・クリームを塗りながらマッサージ
クリームを塗りながら、指と指の間や関節の部分をくるくるとマッサージすることで、クリームがなじみ、疲れもとれますよ。
入浴後、肌が温まっている時にしっかりとハンドケアして、てぶくろをつけて寝ると寝ている間に手肌がうるおいます。日中のこまめなケアと、夜の丁寧なケアで冬もすべすべな手肌をキープしましょう。