温かい飲み物が美味しい季節ですね。 「午後のティータイム」には疲れた心身をリラックス＆リフレッシュさせてくれる効果があるので、ぜひ取り入れたい習慣です。
コーヒーや紅茶などのカフェインを含む飲み物には、集中力を高めたり眠気を覚ましたりといった効果が期待できます。但し、カフェインを摂り過ぎると体内で分解しきれず、人によっては胃を荒らしたり、イライラや不眠などの原因になってしまう場合があるため飲み過ぎには注意が必要です。
そこでお勧めしたいのが、ノンカフェインで美容効果も高い「ルイボスティー」です。このルイボスティーについて、美容皮膚科 シロノクリニック銀座 笠井美貴子副院長がお伝えします。
ノンカフェインで安心！
ルイボスは南アフリカが原産のハーブです。ルイボスの葉を煎じたお茶は、現地では古くから「不老長寿のお茶」と言われ、日常的に飲まれてきました。 ルイボスティーの大きな特徴は、カフェインが含まれていないことです。このため、ルイボスティーは「妊婦さんが飲むお茶」という印象をお持ちの方も多いかもしれませんね。 もちろん、妊婦さん以外の方にも、カフェインの摂り過ぎを気にせず安心して飲むことができるお茶としてお勧めできます。しかも、ルイボスティーには美容に良い効果がいっぱいあるんですよ。
ルイボスティーの美肌効果
ルイボスティーには、強力な抗酸化作用を持つフラボノイドが豊富に含まれています。また、リンやカルシウム、ナトリウム、マグネシウム、カリウムなどのミネラルも豊富です。
肌のしわ、シミ、たるみなどを引き起こす大きな要因は、体内に増えすぎた活性酸素だと言われています。ルイボスティーの抗酸化作用は、活性酸素を抑え、肌のハリや弾力を保つことに役立ちます。さらに、豊富なミネラルは肌のターンオーバーを正常に保ち、みずみずしく美しい肌へと導いてくれます。
また、ルイボスティーはアトピー性皮膚炎などアレルギー性の皮膚疾患の改善にも効果があると言われています。
健康にも良いこといっぱい！
肌に良い効果がたくさん期待できるルイボスティーですが、健康維持のためにもとても良いと言われています。
ルイボスティーの抗酸化作用は、糖尿病や高脂血症、動脈硬化などの生活習慣病の予防・改善に役立ちます。
また、腸内環境を整える作用があるため、便秘改善の効果も期待できます。センナなどのいわゆる「便秘茶」のように下剤効果があるわけではないため、腹痛を伴うこともありません。お通じを良くすることはダイエットや美肌にもつながりますね。
毎日のティータイム、どうせなら美容や健康に良いものを飲みたいですよね。ノンカフェインで身体に優しいルイボスティー、ぜひ試してみてくださいね。
