梅雨はインナードライが多発! その原因と対策ケア
公開日:2017/11/11 / 最終更新日:2019/08/19
梅雨の時期は、肌がインナードライになりやすいといわれています。
雨で湿度が高いはずなのに、これは何故なのでしょうか?
インナードライを招く原因と、対策となるスキンケア方法を詳しく探ってみましょう。
インナードライとは
インナードライとは皮脂が出ているにも関わらず、肌の内部が乾燥した状態のこと。一見うるおっているように見えて、触ってみるとガサガサして、肌が硬くなっているのが特徴です。
インナードライになると、脂性肌と乾燥肌の短所が集まったような肌質になります。過剰な皮脂によってニキビや毛穴トラブル、テカリが発生する反面、バリア機能が低下して敏感肌になることもあるのです。
梅雨なのにインナードライになる原因とは
≪エアコンによる乾燥≫
暑かったりジメジメしていたりすると、エアコンの冷房やドライ機能を多用してしまうもの。しかしエアコンは思っている以上に空気を乾燥させ、肌の水分を奪って取ってしまいます。
≪紫外線≫
肌にダメージを与える紫外線は、雲を通過して地上に降り注ぎます。梅雨だからといって対策を怠っていると、紫外線ダメージによって肌が荒れ、インナードライが進行する原因になります。
≪間違ったスキンケア≫
梅雨の時期は肌がベタつくため、ついつい顔を洗い過ぎたり、保湿をサボってしまったりと間違ったスキンケアをしてしまいがち。しかしこのような間違ったスキンケアを続けていると、肌が乾燥し、かえって皮脂の増えたインナードライ肌となってしまいます。
≪汗≫
汗をかくと肌の水分量が減るうえに保湿成分も失うため、カサついた肌になる原因に。また、汗をゴシゴシ拭くと肌が傷つき、さらに乾燥しやすくなります。
インナードライ対策スキンケア
≪顔を洗い過ぎない≫
洗顔は1日2回まで、そして洗顔料はしっかり泡立てて、肌を傷つけないように優しく洗いましょう。どうしても肌のベタつきが気になる時は、軽くティッシュオフすることをお勧めします。
≪クレンジング料はマイルドなものを≫
オイルクレンジングはメイクをしっかり落としてくれますが、インナードライの肌には洗浄力が強すぎる場合も。マイルドなミルクやクリームクレンジング、なおかつW洗顔不要のクレンジングで、肌の潤いを落とし過ぎないようにしましょう。
≪保湿を怠らない≫
洗顔後は基礎化粧品を使って、丁寧な保湿ケアを行いましょう。なお、インナードライは肌の水分量を増やすことで改善されます。保水力のある化粧水を、ハンドプレスで肌に押し与えましょう。
≪エタノール・アルコールを含む化粧品は避ける≫
エタノールやアルコールの入った化粧品には清涼感がありますが、乾燥を助長することがあります。ふき取りなどで軽く使う分にはOKですが、パシャパシャとたくさん使用するのは避けましょう。
気を抜きがちな梅雨こそ正しいケア方法を行って、健やかな肌を育てましょう。