“離れ乳”はオバサンの証!? バストが離れる原因と対策
公開日:2018/09/08 / 最終更新日:2022/06/08
左右のバストが外側に広がった“離れ乳”は、胸元が老けて見える原因になってしまうもの。「オバサンのような離れ乳で胸元に自信が持てない……」という女性も多いでしょう。
一体なぜ、離れ乳は起こってしまうのでしょうか。今回は、離れ乳の原因や今すぐ始めるべき対策方法をご紹介します。
「離れ乳」になる主な原因
・加齢(皮膚の衰え)
離れ乳になる大きな原因となっているのは、加齢です。加齢によって皮膚がたるむと、バストにもハリがなくなります。その結果、乳頭の位置が下がって、外側に広がった離れ乳になってしまうのです。
・筋肉の衰え
胸元の筋肉が衰えると、離れ乳になりやすくなります。バストの土台がゆるむことで胸全体が垂れ下がり、皮膚がたるんだときと同じような状態になってしまうのです。
また、普段から猫背の方や運動不足の方は、筋肉が衰えやすいので注意しましょう。
・ノーブラなどでクーパー靭帯に負担をかけている
まだ若い上に筋肉もある女性が離れ乳の場合、ノーブラなどでクーパー靭帯に負担をかけている可能性があります。ブラジャーをしていないと、乳房を支えているクーパー靭帯がバストの重みで伸びてしまい、離れ乳になりやすくなるのです。
また、ブラジャーのサイズやつけ方が間違っている方も、クーパー靭帯に負担をかけて離れ乳を招いてしまいます。
今すぐ始めて! 離れ乳の対策方法
・バストに適したブラジャーをつける
離れ乳を防ぐためには、自分のバストに適したブラジャーを身に着ける必要があります。サイズが合っていて着け心地の良いブラジャーを着用することで、クーパー靭帯への負担を減らし、離れ乳も防ぐことができますよ。もし自分に合うサイズが分からないのであれば、下着専門店などで相談しましょう。
・こまめにブラジャーを直す
ブラジャーを着けていると、たとえサイズが合っていても、ちょっとした動作でズレてしまうことがありますよね。実はこれもバストの形を崩れさせて、離れ乳になる原因になります。トイレに入ったときなどは、ブラジャーの中に手を入れて、バストをしっかりと正しい位置に戻すことをお勧めします。
・就寝中はナイトブラをつける
ナイトブラを着けて寝ると、就寝中のバストの崩れを防ぐことができます。とくに、仰向けで長時間寝ているとバストが左右に流れやすいので、できるだけナイトブラを着けて寝るようにしましょう。
・大胸筋を鍛える
大胸筋とは、脇から胸元に広がる筋肉のこと。この筋肉を鍛えると、バストを支える土台ができて、皮膚や脂肪が垂れるのを防ぐことができます。両手を胸の前で合わせる合掌のポーズなどを行い、大胸筋を刺激しましょう。
・姿勢を正す
普段から姿勢を正すだけでも、離れ乳の予防になります。バストにかかる重みが減るため、クーパー靭帯への負担も減らすことができますよ。ただ姿勢を伸ばすだけでなく、あごを引き、おへそやお尻に軽く力を入れた状態を保つようにしましょう。
オバサン乳ともいえる“離れ乳”を防ぐためには、今回ご紹介したケアに加えて、生活習慣の改善も大切です。睡眠不足や乱れた食生活を続けていると、ホルモンバランスが崩れてバストのハリを失う原因になるため、栄養バランスのいい食事や質の良い睡眠をとって体の内側からもケアしましょう。
お椀型の理想的なバストに近づくためにも、今日から離れ乳対策を取り入れてください。