ティントメイクは色素沈着しない? お勧めのクレンジングテクニック
公開日:2018/09/26 / 最終更新日:2022/06/07
肌の表面に色素を残し、メイクが落ちにくいことで人気を集めているティントコスメ。韓国で爆発的な人気を誇り、最近では日本のメイクにも広く浸透し始めました。
しかし、落ちにくいコスメだからこそ気になるのが、クレンジング後のメイク残りや色素沈着。ティントは色素沈着を招くのか、クレンジングのコツとあわせてご紹介します。
ティントは色素沈着する?しない?
ティント系のメイクアイテムが染色するのは、皮膚のごく表面のみです。そのため、色素沈着する可能性は低いといわれています。アイブロウティントも1週間ほどで落ちて消えてしまいますから、心配する必要はないでしょう。
ただしリップティントの場合、通常のリップコスメよりも唇にかかる負担は大きいといわれています。これは、ティントが唇に色素が吸着する染料が使われているためです。リップメイクのクレンジングは顔全体のクレンジングの際にゴシゴシこするだけ、という方は、唇の色素沈着を防ぐためにも正しい落とし方を実践したほうがいいでしょう。
リップティントのクレンジングのコツ
・専用のリムーバーで落とす
唇への色素残りを防ぐためにも、リップティントやポイントメイク専用のリムーバーで落としましょう。リムーバーを使えば短時間で落とせるため、唇に負担をかけることなくクレンジングできます。唇は肌バリアが弱くデリケートなパーツなので、肌刺激の弱いクレンジングアイテムをチョイスしてください。
・ゴシゴシこすらない
リップティントを落とすときは、絶対に唇をこすらないようにしましょう。ゴシゴシこするとその刺激がメラニン色素を生成させ、かえって色素沈着を起こしてしまいます。落とす時はリムーバーを唇に優しくなじませてから、ぬるま湯で流す程度で十分です。
・クレンジング後は必ず保湿を
クレンジング後は、乾燥を防ぐために唇の保湿も欠かさずに。洗顔後に化粧水や乳液など顔全体の保湿ケアをしたら、重ねてリップクリームなどを丁寧に塗りましょう。
リップティント使用時の注意点
・リップティントをつける前に保湿する
リップティントには色素が吸着する染料が使われているため、直接つけると唇が乾燥しやすいと言われています。唇とティントの間にワンクッション挟み乾燥を防ぐためにも、しっかりとリップクリームを塗りましょう。時間があるときは、ハチミツやワセリンを使った唇パックをしておくのもお勧めです。
・負荷を与える塗り方はしない
ティントは塗り重ねると色の濃さが変わるものも多く、また色素をちゃんと入れ込もうと何度も唇にゴシゴシと重ね塗りする方もいらっしゃるはず。しかし、それは肌に大きな負担を与えるので、ティントを塗るときは優しく丁寧に唇に乗せることを意識してください。
ティントは、使い方を間違えなければメイク直しの手間を減らしてくれるとても便利なアイテムです。トレンドメイクを上手に取り入れるためにも、ぜひ使い方とクレンジングには注意してみましょう。