ダイエット成功のカギは「正座」!? 座るだけで得られる効果とは
公開日:2018/10/05 / 最終更新日:2022/06/07
正座は、日本の伝統的な生活文化の1つです。日頃から当たり前のように行っている正座ですが、実は体にさまざまなメリットがあり、さらにはダイエット効果まで得られると話題になっています。
では、正座にはどのような効果があるのか、ダイエットに適した方法とあわせてチェックしてみましょう。
正座が体にもたらす効果とは?
・筋肉が鍛えられる
正しい姿勢で正座をしているときは自然と背筋が伸びるため、背中や腰の奥にある筋肉が無意識のうちに使われます。つまり正座をしているだけで、インナーマッスルを無理なく強化できるのです。
・基礎代謝量が増える
インナーマッスルが鍛えられて筋肉量が上がると、基礎代謝量もアップします。基礎代謝量が増えればエネルギーの消費が活発になり、痩せやすい体に整えることができるため、ダイエットを考えている方や、健康のためになにか始めたいというときに、生活の中に取り入れてみるのもいいでしょう。
・骨盤や背骨の歪みを改善する
正座をすると骨盤が立った状態になり、その上の背骨もまっすぐ伸びます。骨格の歪みが改善されるため、内臓も正しい位置に戻り、崩れた体型が元に戻りやすくなるのです。
・ウエストや顔が引き締まる
骨盤が歪むと血液やリンパの流れが悪くなるため、ウエストに脂肪が蓄積したり、顔がむくみやすくなったりすると言われています。
しかし正座をすることで骨盤の歪みが矯正できれば、ウエストや顔を徐々に引き締めることができます。
ダイエットに適した正座の姿勢&ポイント
・正座の作り方
1. ひざ立ちになり、足の爪先をあわせてかかとを広げる
2. かかとを広げたところにお尻を乗せて座る(くるぶしを床につけるようなイメージで足を左右に寝かせる)
3. ひざの間をこぶし2個分広げる
4. 背筋を伸ばしてあごを引き、左右の肩甲骨をくっつけるイメージで胸を張る
5. 1~4の工程で作った正座の体勢を1分間キープする
・朝の正座が効果的
朝に正座をすると、骨格の歪みが取れていい姿勢を1日中キープしやすくなります。毎日の習慣にするためにも、朝起きてすぐにベッドの上で正座を行いましょう。このとき鏡を見ながら行うと、いい姿勢を目で確認することができ、より美しい正座の姿勢を作ることができます。
・ひざを痛めているときは無理をしない
誰でも簡単にできる正座ですが、ひざを痛めているときは、大きな負担をかけてしまいます。継続することは大切ですが、体に異常があるときには無理に行わないようにしましょう。
「ダイエットを頑張ってもなかなか痩せられない……」と悩んでいる方は、骨盤の歪みが痩せない原因になっているのかもしれません。まずは正座でいい姿勢を作る習慣を身につけ、ダイエットに励んでみましょう。