授乳をするとバストが垂れる!? 理由と今すぐできる予防方法
公開日:2018/11/08 / 最終更新日:2022/06/06
個人差はありますが、妊娠中はバストのサイズが平均で2カップもアップするといわれています。しかし、その後の授乳を機に「バストが一気に垂れてしまった……」と悩む女性も多いもの。
授乳とバストの下垂にはどんな関係があるのでしょうか。今回は、授乳によってバストが垂れる理由を、予防方法とあわせてご紹介いたします。
授乳によってバストが垂れる理由とは?
・乳房の皮膚が伸びるため
妊娠中から産後にかけて大きくなった乳房は、授乳のたびに大きくなったり小さくなったりを繰り返します。乳房が大小するのとともに皮膚も伸びるため、重力によって下に引っ張られ、垂れた状態になってしまうのです。
・授乳のときの姿勢が悪い
授乳のときはつい背中を丸めがちですが、このように猫背の体勢ばかりをとっているとバストに大きな負荷がかかり、垂れてしまうことがあります。また、赤ちゃんに乳首を引っ張られることもバストが垂れる原因になります。
授乳によるバストの垂れを防ぐ方法
・バストに合ったブラジャーをつける
授乳中はバストが張るため、「サイズが大きくて着け心地が楽なブラジャーを選ぶ」という女性が多いもの。しかし、自分のバストサイズに合った適切なブラジャーを着けていないことも、バストに大きな負荷を与え、下垂を招く原因になります。
たとえ授乳中であっても、適度にバストをホールドしてくれるブラジャーを身に着けることが大切です。きちんとサイズを測り直した上で、ノンワイヤーでもきちんと補正してくれる授乳ブラを着用しましょう。
・授乳中の姿勢を改善する
授乳中はできるだけ姿勢をまっすぐ正して、猫背にならないように注意しましょう。赤ちゃんが低い位置にいると前かがみになりやすいので、クッションや枕などを利用して少し高い位置で抱っこすることをお勧めします。
・大胸筋を鍛える
バストの土台である大胸筋を鍛えることで、バストの下垂を防ぐことができます。胸の前で手のひらを合わせる合掌のポーズを15秒×1日5~10回ほど行うと効果的です。
・バストの保湿ケアをする
バストが乾燥していると弾力がなくなり、下垂や肉割れの原因になってしまいます。お風呂上がりにはボディミルクやクリームなどで保湿ケアをして、肌を柔らかい状態に整えておきましょう。
・一気に卒乳しない
授乳を突然やめると、発達していた乳腺が一気にしぼみ、バストの下垂を招いてしまいます。卒乳するときには突然授乳を辞めるのではなく、徐々に量を減らしていくようにコントロールしましょう。
女性であれば、できるだけ長くハリのあるバストをキープしていたいもの。ママになってからも女性としての自信を失わないために、できることから対策していきましょう。