あなたはどっち? 妊娠線ができやすい人・できにくい人の特徴とは
公開日:2018/12/01 / 最終更新日:2022/06/02
妊娠線は妊婦さん全員にできるわけではなく、できない人もいれば、できやすい人もいます。
では、妊娠線ができやすい人とできにくい人には、どのような違いがあるのでしょうか?それぞれの特徴を比べて、自身はどちらに当てはまるのかを事前にチェックしておきましょう。
妊娠線ができやすい人の特徴
・乾燥肌
肌が乾燥していて硬い人や伸びにくい人は、妊娠線ができやすい傾向にあります。皮膚に柔軟性がないために、体型の変化にともなって真皮が裂けやすいのです。普段から保湿ケアをする習慣がない方はとくに注意が必要です。
・体が冷えやすい
体が冷えやすい人は、肌の新陳代謝も衰えがちです。この影響で肌のターンオーバーが乱れると、肌のうるおいや弾力が低下し、妊娠線ができやすくなります。
・皮下脂肪が多い
もともと皮下脂肪が多い人は、妊娠中さらに皮下脂肪が増加する傾向があります。皮下脂肪は皮膚のすぐ下にありますから、増加すればするだけ皮膚にかかる負担も増えてしまうのです。
・体重の増加が激しい
妊娠前は痩せていても、妊娠にともなって体重が一気に増えた人は妊娠線ができやすくなります。とくに妊娠6ヶ月以降は安定期に入って食欲も増加するため、妊娠線ができるリスクが跳ね上がります。
・小柄、皮膚面積が狭い
もともと小柄で皮膚面積が狭い人は、たとえ皮膚に柔軟性があっても限界があります。赤ちゃんの成長にともなって狭い皮膚に大きな負担がかかり、裂けやすくなるのです。
・妊娠を経験している
経産婦さんは子宮が伸びやすくなっているため、急激にお腹が大きくなることがあります。また、先に生まれた子どもの世話などで自分にかけるスキンケア時間が不十分になりやすく、肌の乾燥が進むことも妊娠線ができる原因になります。
・高齢出産である
年を重ねるほど若い人に比べて肌のうるおいや弾力が低下しています。そのために肌に伸縮性がなくなり、妊娠線ができやすくなるのです。
・双子などの多胎妊娠
双子や三つ子などの多胎妊娠だと、それだけお腹も大きくなります。お腹が大きくなればなるほど妊娠線ができるリスクも上がります。
妊娠線ができにくい人の特徴
妊娠線ができやすい人がいる一方で、ケアをせずとも妊娠線ができない人もいます。妊娠線ができにくい人には以下のような特徴が見られます。
・肌が柔らかくて伸びやすい
・体重増加が少ない
・初めての妊娠である
・年齢が若い(10代後半~20代前半)
・大柄で皮膚面積が広い
以上のように、妊娠線ができやすい人・できにくい人には、体重の増え方、もともとの体型、年齢などに差があります。妊娠線ができやすいタイプに該当するという場合は、体重を増やしすぎないようコントロールしたり、妊娠初期から妊娠線予防クリームを塗ったりなどして、十分な対策を立てていきましょう。