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内臓下垂が体にもたらすダメージ&影響とは

公開日:2017/12/13 / 最終更新日:2019/08/08

大野 由実大野 由実先生

内臓下垂が体にもたらすダメージ&影響とは

内臓下垂とは、胃や腸が本来より下の位置に垂れ下がってしまった状態で、お腹まわりが目立つ原因にもなってしまいます。見た目だけでなく健康上にも影響を与えるため、注意が必要です。

そもそも内臓下垂はなぜ起きて、どんな影響があるの?

内臓下垂は内臓を支える筋肉や腹膜が衰えることで発生します。支える筋肉が弱くなっているため、重力の影響でどんどんと内臓が下に下がっていってしまい、最終的には骨盤にあたって止まるのです。この状態では腸が押しつぶされてしまい、正常な排泄が出来なくなってしまいます。
また、腸の中にガスがたまってお腹周りが膨らんでしまう原因にも。さらに、内臓が圧迫されることによって代謝が弱り疲労を感じやすくなり、免疫力が落ちて肌の調子も悪くなるなどの症状が出てきます。

内臓下垂を防ぐためには、規則正しい生活で内臓とそれを支える筋肉に余分な負担をかけないこと、適度な運動でインナーマッスルを鍛えることが重要です。締め付けがきつい衣服がインナーマッスルの働きを弱め、腸下垂を引き起こすこともあるので矯正下着を使っている人も内臓下垂にならないように注意が必要です。

内臓下垂が疑われるときのケア方法は

内臓下垂が疑われるときのケア方法の代表に、ドローインがあげられます。ドローインとは腹式呼吸を繰り返してインナーマッスルを鍛えるトレーニングで、立った状態のほかにも仰向けになった状態でもできます。

■方法

1. 立った状態では背筋をしっかり伸ばし、横になった状態では膝を90度に立てます
2. 鼻から息をゆっくり吸い込んで、意識的にお腹を膨らませ、息を止めて肛門に力を込めます
3. 今度はお腹をへこませながらゆっくり息を吐いていき、お腹が最も凹んだと思うタイミングで30秒キープします 1日5回から10回を目安に毎日行うと効果が高まります。ストレッチをする場合はひねりを入れるようにすることで、脇腹の筋肉を鍛えることができ引き締め効果にも期待できます。

ダイエットしてもお腹周りがスッキリしない場合は、内臓下垂を疑うことも大切です。

Profile このコラムは私が担当しました!

大野 由実

大野 由実先生おおの ゆみ

シロノクリニック恵比寿

豊富な知識と経験に基づく、的確かつ丁寧なカウンセリングが人気。最新技術の更新に積極的で、ドクター陣からの信頼も厚く、指導も兼務。 注入やたるみ治療など、豊富な経験が物を言う治療法を熟知しています。

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