デリケートゾーンに出来るニキビの原因とケア方法
公開日:2017/12/20 / 最終更新日:2019/10/16
デリケートゾーンはしっかりとお手入れをしていてもニキビができてしまうことがあります。これは垢や尿などの汚れが残りやすいだけでなく、洗っている石鹸が原因のこともあるのです。正しい予防策を知り、デリケートゾーンのニキビを防ぎましょう。
デリケートゾーンは皮膚が薄くニキビもできやすい
デリケートゾーンは構造上から汚れがたまりやすく、特に陰部は皮膚が薄くてニキビができやすいのが特徴です。そのため、毎日のお手入れが大切になっています。ただ、清潔にしていても洗い過ぎが原因で皮膚が荒れてしまう場合や、カミソリでの処理後に雑菌が侵入してニキビのようになってしまうこともあります。
さらに、ホルモンバランスやストレスもニキビの原因になるため、原因の特定が難しい場合もあります。
普段のケアで気をつけるべき点は
デリケートゾーンを洗う時にボディーソープを使っている方もいるでしょう。しかし、ボディーソープでは洗浄力が強すぎて、肌のバリア機能を壊してしまう場合があります。バリア機能が壊れると、雑菌が入り込みやすくなり、ニキビの原因となってしまいます。洗浄力が強すぎるものは不向きなため、低刺激なものやデリケートゾーン専用のソープを使うのがポイントです。
そして、手や泡立てネットを使ってしっかり泡立てて優しく洗い、シャワーでしっかりとすすぐようにしてください。
さらに、アンダーヘアのお手入れをする際に毛抜きを使うのは厳禁です。これは残った毛穴に雑菌が入りやすくなるからです。カミソリで剃る際も清潔な刃を使い、クリームを使って肌を保護した上でお手入れ後は湯船に浸からない、ワセリンを塗るなどのケアが重要になります。
デリケートゾーンのニキビを治すための対策は
デリケートゾーンのニキビを防ぎ、治すためにはまずは清潔さが重要です。蒸れると雑菌も繁殖しやすくなるため、通気性の良い下着や、布ナプキンを使用するのがお勧めです。また、ストレスが溜まっていたり、睡眠が不足が続いていたりすると悪化することもあるため、普段の生活習慣が乱れている場合は見直しも重要になります。
ただ、あまりに長引く場合は毛嚢炎(もうのうえん)という病気にかかっている可能性もあります。
ニキビ自体は比較的早く治るため、生活習慣の改善や洗い方を改めても治らない場合は、皮膚科や産婦人科で診察を受けることも重要です。