スキンケアの基本のキ! 肌タイプ別クレンジングの選び方
公開日:2019/07/14 / 最終更新日:2022/05/19
化粧水や乳液、美容液などをいろいろと試してみてもなかなか肌トラブルが改善しないという方は普段お使いのクレンジングを見直してみてはいかがでしょうか。意外に軽視してしまいがちなクレンジングですが、実は重要な役割を担っています。
今回は、肌タイプ別のクレンジングの選び方をご紹介します。
クレンジングの役割
近年、ファンデーションやポイントメイクは汗や水分に強いウォータープルーフのものが多く、より落ちにくくなっています。メイク汚れをそのままにしていると、肌荒れや色素沈着などのトラブルにつながります。
メイクの土台となる素肌を健康で美しく保つために大切なのは、その日の汚れをその日のうちに落とすことです。クレンジングはメイクの汚れや日焼け止めを落とすだけでなく、毛穴から分泌される皮脂汚れや皮膚の表面で古くなった角質などを落として肌の汚れをリセットする役割を果たします。
クレンジングの種類と選び方
・クレンジングの種類
クレンジングには成分の異なる複数の種類があります。それぞれの成分や洗浄力の強さを考慮して、あなたの肌に合うクレンジングを選びましょう。
【オイルクレンジング】
クレンジングのなかで最も洗浄力が強いのが特徴です。メイクに含まれる油分を浮き上がらせてスッキリと落とせます。フルメイクをした日や時間をかけずにメイクを落としたいときにお勧めです。
【クリームクレンジング】
クリームがクッションとなり肌を摩擦することなくメイクを落とせますが、メイクとなじむまでにやや時間がかかります。洗浄力がありながら、洗い上がりはしっとりとしています。
【ミルククレンジング】
ほどよい保湿力があり、水分と油分のバランスが良いクレンジングです。オイルクレンジングと比べると洗浄力は弱まりますが、その分肌への刺激も少ないです。
【シートタイプ】
リキッドのクレンジング剤をしみこませたシート状のクレンジングは、肌の上を滑らせるだけでメイクが落ちるため大変便利です。しかし洗浄力が強くシートと肌の摩擦も発生するため、毎日使うのは控えましょう。
・肌タイプに合わせて選択
乾燥肌や敏感肌の方は、洗浄力の強いクレンジングを使用すると肌に必要な油分まで奪ってしまうため、ミルククレンジングの使用がお勧めです。
また、普通肌や脂性肌の方はオイルクレンジングを選びましょう。肌の乾燥によって皮脂を過剰分泌してしまう方は、潤いを保ちながら洗い上げられるオイルクレンジングを選べば問題ありません。
混合肌の方はクリームタイプのクレンジングを使用すれば、メイクの汚れをしっかりと落としつつ肌の潤いを保つことができます。
私たちの肌は季節や体調によっても変化するため、肌質だけでなくその日の肌の状態に合わせてクレンジングを使い分けることも大切です。
クレンジングを正しく行えば、肌の潤いを残したまま汚れのみをスッキリ落とせます。肌のターンオーバーを整え化粧水や美容液をしっかりと浸透させるためにも、まずは自分の肌に合うクレンジング選びから始めましょう。