手の老化の原因は紫外線? 若々しい指先を保つには
公開日:2018/01/13 / 最終更新日:2022/09/09
顔と同じくらい紫外線対策を行いたい部分が手です。手は、顔と同じように年齢をあらわす部分だといえます。手や指にしわが多くあったり、皮膚がたるんでハリがなかったりすると、実年齢よりも老けて見られる可能性があります。そこで、手の老化を防ぐ対策についてご紹介します。
手のしわが増える理由は
手の甲や手指にしわができる原因のひとつに紫外線があげられます。紫外線を浴びると人間の皮膚は乾燥して固くなります。乾燥の度合が進むと、皮膚のハリや弾力が失われやすくなり、しわやたるみの原因となってしまうのです。また、紫外線による皮膚細胞の破壊や、乾燥によって皮膚から潤いがなくなると、皮膚のターンオーバーが乱れて手荒れが起きやすくなります。紫外線を浴びた後や水仕事の後には、皮膚を保護するケアを行うことが大切です。
手に浴びる紫外線を防ぐ方法
顔や首筋に日焼け止めをしっかり塗る人は多いかもしれませんが、手の指や手の甲には、てのひらについて余った日焼け止めを塗っているだけ、という人は少なくないことでしょう。手指の先までしっかりと日焼け止めを塗ることは、手の皮膚を美しく保ち老化を防ぐために有効です。また、手は手洗いなどで日焼け止めが落ちやすい部分であるため、頻繁に日焼け止めを塗りなおすことが必要となります。外出時は常に日焼け止めを携帯し、長時間日焼け止めを塗り直せないときはUVカット機能を持った薄手の手袋を使用することがお勧めです。
紫外線を浴びたときの対処法
日焼け止めが落ちてしまったり、うっかり塗り忘れてしまったりすることにより手や指が日焼けしてしまった場合、どのようなケアを行えばいいのでしょうか。皮膚が赤くなるほど日焼けをしてしまった場合は、まずは日焼けをした箇所を氷嚢などでしっかりと冷やしましょう。その後、保湿ローションをたっぷりとしみこませた化粧用コットンで3分程度パックします。ココナッツオイルや馬油などの美容オイルで皮膚の表面を保護することもお勧めです。指先から指の付け根に向かって、マッサージするように揉み込むといいですよ。
ついついおざなりになりやすい手のケアですが、こまめに行っていくことが重要になります。顔と同様丁寧に行っていきましょう。