体温が低いと肌荒れしやすくなる? 理由や対処法
公開日:2018/01/24 / 最終更新日:2022/09/09
体温が低いと肌荒れを起こしやすいといわれています。なぜ、体温が低いと肌荒れが起きやすくなるのでしょうか?
低体温に陥る理由や、対処方法についてご紹介します。
低体温のデメリットとは?
女性は男性に比べ、全身の筋肉量に劣ります。筋肉を使用する際に熱が生まれるやすくなることから、女性の方が体温が低いと考えられますが、一体何度からが低体温なのでしょうか?まずは体温計を使用して熱を測ってみましょう。平熱が36度未満の場合、低体温が疑われます。低体温に陥った体は、体の表面の温度が低いだけでなく内臓の温度が下がっていると考えられます。内臓が冷えていると、食べ物を消化するための胃や小腸の冷えにつながり、消化不良が起きたり便秘になったりして、肌荒れを起こしやすいことがデメリットのひとつ。その他にも、血行不良が起こりやすくなって肌の代謝が衰えたり肌のターンオーバーの乱れにつながったりする点もデメリットと考えられます。
なぜ低体温になってしまうのか
低体温に陥ってしまう理由のひとつに、慢性的な運動不足や冷たいものや生野菜の食べ過ぎがあげられます。人間の体は加齢とともに筋肉量が減少する傾向があり、運動の習慣がないと筋力不足に陥りやすいことが特徴です。また、冷たいものを食べ過ぎると体の内部から冷えてしまいやすくなります。ウォーキングやダンベルトレーニングなどの習慣をつけ、冷たい水よりも常温の水や温かい飲料を飲むように心掛けましょう。
低体温を解消するためのポイント
体温が上がると、免疫力が高まったり基礎代謝が増えたりというメリットがあります。肌のターンオーバーが正常にはたらいていれば、少々の肌トラブルに負けない肌を作ることができますよ。体温を上げるためには、体の深部にあるインナーマッスルを鍛えることがお勧めです。バランスボールやヨガなどのフィットネスを行うといいでしょう。家で手軽にできるスクワットなどもお勧め。スクワットはゆっくりと行うことでより高い効果が期待でき、効率よく足腰やお腹まわりに筋力をつけることができる運動です。
日ごろの運動習慣や内側からのケアで体温が上がれば、肌荒れを解消するだけでなく冷え性や腹痛など様々な不調を解消することができます。早速今日から実践してみましょう。