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「冬ぐすみ」って何? 理解を深めて対策しよう!

公開日:2019/01/13 / 最終更新日:2022/06/01

徳永 真理徳永 真理先生

「冬ぐすみ」って何? 理解を深めて対策しよう!

メイクのノリが悪かったり、元気なのに顔色が悪いと言われたり…。それは「くすみ」が原因かもしれません。
今回は肌の色がどのように決まるのか、「冬ぐすみ」について理解を深め、対処法を見ていきましょう。

「くすみ」とは?

透明感がなく、肌に明るさやツヤが感じられない状態のことを指します。くすみは、年齢を重ねるごとに気になる方が増え、実際の年齢よりも老けて見える原因の一つです。

そんな「くすみ」にはいくつか種類があり、いろいろな区分けがなされていますが、その中でも乾燥する冬にかけて増加するのが「冬ぐすみ」です。大量の紫外線を浴びたことで茶色っぽくくすむ「夏ぐすみ」に対して、冬ぐすみはグレーがかったくすみで、暗い印象になります。

冬ぐすみの原因

もともと肌の色は、角層の半透明(グレー)、メラニン色素(イエローブラウン)、血液(レッド)という3色のバランスによって決まります。血行が良いと、明るく血色のいい肌色になり、肌に潤いがあれば光を透して透明感が生まれます。
このメカニズムを理解すれば、冬ぐすみは、寒さや乾燥といった冬の季節性に大きく関係していることが分かります。

・血行不良
寒い冬は、外出や行動量も減りがちです。冷えや運動不足が続くと血液がスムーズに流れないため、血色が悪いくすんだ肌色に見えてしまいます。また、血行不良は代謝の低下を招き、肌のターンオーバーを遅くします。

・乾燥
外に比べ室内は、暖房機器によりさらに乾燥しています。乾燥によって表皮がガサつくと、光がしっかり透過しないため、角層やメラニン色素が濃く見え、暗くしずんだ肌色に見えるのです。

・メラニン色素
冬は夏に比べると紫外線が弱いため、UVケアを怠りがちです。しかし、肌の内側にメラニン色素が溜まると、くすみの原因になります。夏に浴びた紫外線によって作られたメラニン色素を排出できずにいるのも、くすみの一因です。

冬ぐすみを抑える3つのポイント

・血行促進
顔にクリームを塗り、優しくマッサージしましょう。血液の流れがスムーズになり、血色が良くなります。また冷えは大敵なので、湯船にしっかり浸かり、体の芯から温めましょう。

・保湿と水分補給
肌の保湿はもちろんですが、体内にも水分を取り入み、体の内側から潤わせましょう。角層がすみずみまで潤うことで、透明感のある肌に近づけます。

・メラニン色素対策
冬だからといって安心せず、帽子や日焼け止めでしっかりUV対策を行いましょう。また紫外線の少ない冬だからこそ、溜まったメラニン色素を排出する絶好のチャンスです。美白成分の入った化粧品を使用し、明るい肌に戻れるようにケアしましょう。

冬ぐすみは、暗く疲れた印象を与えます。肌色を明るく見せるには、今回ご紹介したポイントが大切です。お持ちの化粧品や自宅にいながらできる簡単な対処法なので、ぜひ実践してみてください。

Profile このコラムは私が担当しました!

徳永 真理

徳永 真理先生とくなが まり

シロノクリニック銀座

「手術をしない美容医療によって、美しくすることができる」ところに魅力を感じて、美容皮膚科へ。注入箇所・量、デザインの精密な見極めが要求される、ボトックスやヒアルロン酸注入を得意としています。シロノクリニックのリーダー的存在、全治療のエキスパートです。

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