洗顔ブラシを使ってニキビ肌を改善することはできるの?
公開日:2018/02/12 / 最終更新日:2022/09/09
ニキビを改善するためには肌を清潔に保つことが大切ですが、よりキレイにしようという思いから「洗顔ブラシ」を使ってしまうと、かえってニキビが悪化してしまうことがあります。一体なぜ、肌をキレイにしているのにニキビが悪化してしまうのでしょうか。
今回は、洗顔ブラシとニキビの関係をご紹介します。
ニキビ肌に洗顔ブラシはNG?
通常の洗顔だけでは落としきれないような、古い角栓までスッキリと落とせるとして人気の「洗顔ブラシ」ですが、ニキビがあるときには使用することをお勧めできません。洗顔ブラシから与えられる摩擦が肌への負担となって、ニキビを悪化させてしまうこともあるのです。
洗顔ブラシはニキビを治すためでなく、予防用として肌質を改善させるために使用すると効果的です。素手で洗うと力が均一にかからずに洗いムラができてしまいますが、洗顔ブラシを正しく使用することで、しっかりと洗うことができます。
洗顔ブラシでの正しい洗顔方法7ステップ
ニキビを予防するための洗顔は、肌に負担をかけないことと、汚れをしっかり落とすことが大切です。洗顔ブラシを正しく使うことで、素手で洗うよりもムラなく洗顔することができます。洗顔ブラシを使った正しい洗顔方法をご紹介します。
1. 手をよく洗う
手についた雑菌などが肌に付着するのを予防しましょう。
2. メイクをしっかり落とす
洗顔前にはメイク落とし用のクレンジングなどでしっかり落としましょう。
3. ぬるま湯でよく顔と洗顔ブラシを濡らす
乾いた状態で使用すると摩擦が大きくなり肌への刺激が強くなりすぎてしまいます。洗顔ブラシは濡らしてから使用しましょう。
4. 洗顔フォームをしっかり泡立てて顔にのせ、洗顔ブラシを滑らせる
筆タイプの場合は手のひらに洗顔フォームをとってくるくると回しながら泡立てます。電動の場合は洗顔ネットなどで洗顔フォームをよく泡立てから顔にのせ、その上を滑らせるようにします。ニキビ跡や肌荒れ部分は避けましょう。
5. ぬるま湯でしっかり洗い流す
洗い残しは肌トラブルの大きな原因になります。ごしごしとこすらずに20~30回すすぎましょう。
6. 清潔なタオルで押さえるように顔の水気をふき取る
やわらかい清潔なタオルでそっと押さえるように水気をふき取りましょう。
7. 洗顔ブラシを洗って風通しの良いところでしっかり乾かす
使い終わった洗顔ブラシはよく洗い流し、軽く水気をふき取って風通しのよいところで乾かします。石鹸が残っていたり、濡れたままだったりすると雑菌が繁殖してしまうので、衛生を保ちましょう。
洗顔ブラシを正しく使えれば、肌の奥の汚れをスッキリと落としてスキンケアの浸透率を高めることができます。丁寧に優しく肌をいたわることを意識しながら洗顔ブラシを正しく使用していきましょう。