残業が多い人でもできる「スキマダイエット」のコツ
公開日:2018/02/13 / 最終更新日:2022/09/09
ダイエットを成功させるためには運動が1番ですが、実際には仕事や家事などで忙しく、運動をしている時間がないという方が多いもの。そこで今回ご紹介したいのが、空いた時間を使って行う「スキマダイエット」です。これは、生活の中でのスキマの時間を利用して、筋力を高め代謝を上げることで健康的に痩せる体を作るというもの。
一体どんなものなのか、詳しくご紹介します。
太腿の内側を引き締めるエクササイズ
オフィスワークでは座りっぱなしになりがちですが、座っている時間をエクササイズにあてればスキマダイエットができます。何気なく足を組んでしまう方や、座っていると膝が開いてしまう方は内腿にある内転筋が弱っているかもしれません。
かかとと膝をつけて正しく座り、5分キープしてみましょう。余裕がある方は、ひざの間に本やノート、ボールペンなどをはさんで落とさないようにキープするという方法を取り入れてください。このとき、お尻も同時に引き締めるとさらに効果的です。お尻と内腿をきゅっと引き締めることができます。内転筋が衰えると、しまりのない太った太腿になってしまい血流も悪くなるため、意識して鍛えていくことが大切です。
腹筋を鍛えてお腹をひきしめるエクササイズ
椅子に座ったまま腹筋を鍛えるエクササイズです。こちらもオフィスや家で簡単に行うことができます。
1. 椅子の両サイドをつかみ、ひざをそろえて浅く座る
2. 両ひざをそろえたまま、好きな高さまで持ち上げる
3. おへその下に意識を集めて、そのまま10秒間キープ
4. これを3セット繰り返す
立ったままできる美脚&体幹エクササイズ
歯みがき中や、電車の待ち時間などにできるエクササイズです。ふくらはぎだけでなく体を真っ直ぐに意識すると上半身の体を支える筋肉も鍛えられます。ゆっくりと大きく息を吐き呼吸をしながら行いましょう。
1. 肩幅より少し狭く足を開いて姿勢よく立つ
2. つま先立ちをする
3. つま先立ちのまま屈伸する
4. これを1セット10回×3セット行う
どこかにつかまってOKですが、体は真っ直ぐに起こして顔はまっすぐ前を見ながらやることが大切です。上半身が前後に傾かないように体の中心ラインを意識して真っ直ぐ上下するようにしましょう。つま先立ちで倒れそうになる方は、親指の付け根に力を入れてぐっと踏ん張ると倒れにくくなります。
残業が多い方や夜勤が多いという方にとって、まとまった運動時間は取りにくいものですが、普段の何気ない生活習慣の中にエクササイズを取り入れると、無理なく続けることができます。通勤時間やオフィスのちょっとした空き時間などを利用して、毎日少しずつ筋力を鍛えましょう。