細くバランスの良いふくらはぎはスカートをキレイに履きこなす１番の鍵。
ふくらはぎ痩せのためにラップを巻いたり、つま先だけで歩いたりした経験がある女性も多いのではないでしょうか。
しかしふくらはぎは、部分痩せがなかなか難しいといわれている部分です。

ふくらはぎ痩せに成功するためには、ふくらはぎが太くなってしまう原因を知っておかなければなりません。今回は、ふくらはぎを太くする主な原因とそれぞれに合った対処方法について紹介していきます。

１.むくみ
立ち仕事やデスクワークなどで長時間同じ姿勢をとっていると、足に水分や老廃物が溜まり、ふくらはぎがむくんでしまいます。
ふくらはぎのむくみは、不用な水分や老廃物が重力によって下がり、停滞することによって起こるもの。冷え性の方、運動不足で筋肉の働きが低下している方は、特にむくみが起こりやすくなっています。
ふくらはぎを指で30秒ほどつまんだ時、指の跡がしなばく消えずに残るようなら、むくんでいるといえるでしょう。

・むくみ太りの対処法
ふくらはぎに溜まった水分や老廃物は、筋肉の働きやマッサージによって上へと流してあげることが大切です。ふくらはぎのエクササイズやリンパマッサージを積極的に取り入れていきましょう。
また、冷えもむくみを招いてしまうため、なるべく足元を温めるよう心がけ、温かい食べ物や飲み物をとって体全体を温めることをオススメします。

２.セルライト
運動不足や血行の悪化で代謝が下がっていたり、脂質や糖分の多い食生活を続けていたりすると、ふくらはぎに脂肪が蓄積されてしまいます。
脂肪と筋肉を見分けるために、座った状態でふくらはぎの気になる部分をつまみ、そのままゆっくりと立ち上がってみましょう。立ち上がったあと指の間に挟まれて残っている部分は「脂肪」です。
脂肪が長時間たまれば「セルライト」という脂肪の塊になり、解消が難しくなってしまうため、早めの対処が必要となります。

・脂肪太りの対処法
脂肪太りの場合、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動をとり入れて脂肪を燃焼させていくことが大切です。食生活では糖分や脂質の過剰摂取に気をつけましょう。すでにセルライトになっている場合は、セルライトを強く揉みほぐし、リンパマッサージで老廃物を押し流してあげてください。

３.筋　肉
自転車に毎日乗っている方やスポーツ経験がある方に起こりやすい筋肉太り。
スポーツをやっていなくても、ヒールの高い靴を履いたり、早足で歩いたりすることでふくらはぎに筋肉がついてしまうこともあります。
座った状態で気になる部分をつまんでみて、そのままゆっくり立ち上がった際、ほとんどつまんだ肉が残っていない人は筋肉太りだといえるでしょう。

・筋肉太りの対処法
筋肉太りを解消するためには、ふくらはぎの筋肉になるべく負担をかけないことが大切です。低めのヒールにする、立ち仕事の際は定期的に足を休めるといった方法で、負担を減らしてあげましょう。
筋肉が硬くなってしまっている場合、過剰な負荷をかけない程度な運動で柔らかい状態に戻してあげるのがポイントです。スクワットやウォーキングを軽いストレッチ程度に行ってみましょう。

いかがでしたか？
ふくらはぎが太くなる原因には、いくつかのタイプがあったのです。
自分のふくらはぎのタイプをしっかりと把握し、適した方法でふくらはぎ痩せのダイエットを行いましょう。