レーザー治療・エイジングエア専門の美容皮膚科シロノクリニック

肌の痒みは春の花粉のせい?痒みを防ぐケア方法とは

公開日:2020/05/13 / 最終更新日:2024/03/13

城野 親徳城野 親徳総院長

肌の痒みは春の花粉のせい?痒みを防ぐケア方法とは

「春になると、何となく肌に痒みを感じる」という女性は多いもの。そのムズムズとした痒みは、もしかしたら春に多く飛散する花粉の影響かもしれません。肌の痒みと花粉の関係性を対策方法と一緒に探ってみましょう。

肌の痒みと花粉の関係とは

■花粉に対するアレルギー反応で肌が痒くなる
花粉に対してアレルギー反応を起こす方は、目がムズムズと痒くなる時がありますよね。これは、粘膜に付着した花粉を体が異物と捉えて、体外に排除しようとするためです。実はこの反応は、目だけでなく肌にも起きることがあります。肌に花粉が付着すると、アレルギー反応によって痒みが生じてしまうのです。

■肌のバリア機能が低下していると痒くなりやすい
必ずしも、花粉症の方全員が肌の痒みを感じるわけではありません。しかし、何らかの原因で肌のバリア機能が低下していると、肌表面の細胞の間から花粉が侵入し、アレルギー反応を起こしてしまいます。肌のバリア機能が低下する原因には、乾燥、間違ったスキンケア、紫外線、睡眠不足、ストレスなどが考えられます。

花粉による肌の痒みの対策方法

■花粉との接触を防ぐ
花粉による肌の痒みを防ぐためには、花粉との接触をなるべく減らすことが大切です。外出時にはマスク、花粉対策用のメガネ、ストールナなどを身につけて、肌に花粉を付着させないようにしましょう。
また、帰宅時には、髪や服に付着した花粉をブラシなどで払ってから家に入ることをオススメします。髪には意外と多くの花粉が付着するので、あらかじめ帽子をかぶっておくと安心です。

■保湿で肌のバリア機能を高める
肌が乾燥しているとバリア機能が損なわれ、花粉による症状が出やすくなります。普段から十分な保湿を行い、肌のバリア機能を高めておきましょう。
ただし、過剰なケアは肌の表面を傷つけるため、控えた方が安心です。特に敏感になりやし時期は、ピーリングやマッサージなどの刺激が強いケアは避けましょう。

■痒い時は一時的に冷やす
痒みが現れているときは、決してかいてはいけません。爪などでかきむしるとバリア機能を保っている角質が剥がれ、より敏感な肌になってしまいます。痒い時は冷たいタオルや保冷剤などで一時的に冷やし、様子を見ましょう。痒みを抑える治療薬の使用も効果的です。それでも痒みが治まらない場合は、医療機関への相談をオススメします。

春は様々な要因で肌が敏感になり、花粉にも過敏に反応しやすくなります。十分な花粉対策やバリア機能を高めるケアで、痒みのない健やかな肌を守っていきたいですね。

Profile このコラムは私が担当しました!

城野 親徳

城野 親徳総院長しろのよしのり

シロノクリニック恵比寿

皮膚科領域のレーザー治療について、国内屈指の症例数を持つ、美容レーザーのパイオニア。 ドクターズコスメを開発・提供する株式会社ドクターシーラボ創設者・名誉会長・商品開発顧問でもあります。

城野 親徳先生の治療が受けられるのはこちら

シロノクリニック恵比寿院

シロノクリニック恵比寿院

〒150−0012

東京都渋谷区広尾1-1-40恵比寿プライムスクエアプラザ2F

0120-114-422