冬は肌のゴワツキやザラつき、くすみを感じやすいですよね。その原因の1つには、肌のターンオーバーの乱れが挙げられます。そもそも冬は、肌のターンオーバーが乱れすい季節。その理由を効果的な対策方法と一緒にご紹介します。
冬のにターンオーバーが乱れやすい理由とは
■血行不良
ターンオーバーとは、皮膚の一番側にある表皮が新しく生まれ変わるサイクルのこと。このサイクルが正常に働くためには、肌に必要な酸素や栄養が血液によって運ばれる必要があります。しかし冬は気温の低下に伴って体が冷え、血液の巡りが悪くなるもの。その影響で肌にも栄養が行き届かず、ターンオーバーが乱れがちになるのです。
■肌の乾燥
冬は1年の内で最も肌が乾燥しやすい季節です。実はそんな肌の乾燥も、ターンオーバーが乱れる一因になります。肌の水分が不足すると古い角質が剥がれにくくなり、表皮の生まれ変わりがスムーズにできなくなるのです。
ターンオーバーが乱れると肌はどうなる？
ターンオーバーが乱れた肌には、古い角質が蓄積します。すると肌表面にはゴワつきやザラつき、くすみが現れることに。さらに水分が不足するためハリが低下し、若々しさまで失われる原因になります。化粧ノリが悪い、顔が茶色くくすんでいる、化粧品が浸透しにくい…などのサインが現れたら、ターンオーバーが乱れている可能性が高いでしょう。
冬のターンオーバーの乱れを防ぐ方法
■蒸しタオルや運動などで血行を促す
肌や体が冷えると、ターンオーバーが停滞しやすくなります。蒸しタオルで顔や肩を温めたり、ストレッチなどの運動で体を動かしたりして、血行を促しましょう。
蒸しタオルは、水で濡らして絞ったタオルを電子レンジで30秒ほど温めれば、簡単に作ることができます。朝の洗顔前に顔を温めると肌の代謝が良くなり、化粧ノリも改善できますよ。
■古い角質を取り除く+保湿をする
すでに肌がゴワついているときは、古い角質を取り除くケアを行いましょう。「ラボラボ スーパーKeanaローション」などの拭きとり化粧水、もしくは「エンリッチリフトゴールドピール」などのピーリングゲルで優しく取り除くことをオススメします。
古い角質を除去すると、くすみが改善されるとともに化粧品の浸透が良くなるため、うるおいやハリを高める効果も期待できます。角質ケア後は丁寧に保湿して明るく艶やかな肌を取り戻しましょう。
ターンオーバーが正常に働くと肌のキメが整い、ニキビなどの肌トラブルも起こりにくくなります。「冬になってから肌の調子が悪い」と感じているなら、ターンオーバーに着目したケアを取り入れてみてください。
