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大気汚染はシミ・たるみの原因にも…実は怖い肌への影響

公開日:2019/10/30 / 最終更新日:2019/10/30

城野 親徳城野 親徳総院長

排気ガスや粉塵などの大気汚染物質は健康だけでなく、肌にも悪い影響を与えているといわれています。昨今はPM2.5など、様々な汚染物質が増加傾向にありますから、美しい肌を保つためには、大気汚染と肌の関係をきちんと知っておくことが大切です。そもそも大気汚染とは何なのか、肌に与える影響ととも見ていきましょう。

大気汚染とは

大気汚染とは、人間の活動の結果、様々な排出物で空気が汚れてしまう現象のこと。代表的な大気汚染物質には、自動車の排気ガス・粉塵・黄砂などが挙げられます。これらは呼吸器系だけでなく、アレルゲンとなって肌にも悪影響を与えるといわれています。

大気汚染が肌に与えるダメージ

■炎症を引き起こす
排気ガス・PM2.5を含む粉塵・黄砂などの大気汚染物質は、皮膚に付着すると炎症の原因になることが明らかになっています。付着する量や肌の状態によって症状は左右されますが、赤みやかゆみなどを引き起こす可能性も大いにあるのです。

■活性酸素が増加する
大気汚染物質によって肌が刺激を受けると、活性酸素が増加することがあります。活性酸素はもともと有害物質を攻撃するために働いてくれるのですが、過剰に発生すると今度は健康な細胞まで攻撃することに。これによって酸化ストレスが高まると皮脂の酸化によるニキビや肌荒れ、メラニン色素増加によるシミ、コラーゲンの変性によるたるみやシワなど、様々な肌トラブルを引き起こしてしまいます。

敏感肌は大気汚染の影響を受けやすい

大気汚染物質によるダメージの受け方は、肌の状態によって左右されます。注意が必要なのはバリア機能が低下した敏感肌やアトピー肌。有害物質が角質層に侵入しやすいため、炎症などのリスクも生じやすくなります。

大気汚染物質から肌を守るには

■メイクや日焼け止めなどで肌を守る
保湿効果の高い化粧下地やファンデーションなどを使うことで、大気汚染物質から肌を守る効果が期待できます。紫外線も肌のバリア機能を高める一因になりますから、日焼け止めを併用するようにしましょう。スキンプロテクター成分配合の「UV&WHITEエンリッチリフト50+」なら、日焼け止め効果と共に、チリやホコリから肌を守る効果も備わっていますから、さらに安心です。

■帰宅後は早めに落として保湿ケアを
帰宅後は、肌に付着した汚染物質を取り除くために、できるだけ早くクレンジングや洗顔をしましょう。その後はすぐに保湿して、肌のバリア機能を保つことがダメージの軽減につながります。酸化ストレスを緩和するビタミンA・C・E配合のスキンケアアイテムを使うとより効果的です。

大気汚染物質によって酸化ストレスが生じると、バリア機能がさらに弱まるといわれています。正しい知識と対策で、大気汚染に負けないキレイな肌を保っていきたいですね。

Profile このコラムは私が担当しました!

城野 親徳

城野 親徳総院長しろのよしのり

シロノクリニック恵比寿

皮膚科領域のレーザー治療について、国内屈指の症例数を持つ、美容レーザーのパイオニア。 ドクターズコスメを開発・提供する株式会社ドクターシーラボ創設者・名誉会長・商品開発顧問でもあります。

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