ニキビ跡が茶色くなるのはナゼ?消すことはできるの?
公開日:2019/02/23 / 最終更新日:2019/02/23
「ニキビは治ったのにシミのような茶色い跡が残ったしまった…」と悩んだ経験はありませんか?茶色いニキビ跡ができると肌の透明感が失われ、メイクでもカバーしきれないことがります。そのような茶色いニキビ跡を改善する方法はあるのか、発生の原因やメカニズムとあわせて探ってみましょう。
ニキビ跡が茶色くなる原因・メカニズム
■原因は炎症によって発生したメラミン色素
茶色いニキビ跡ができるのは、ニキビの炎症の悪化が原因です。炎症が悪化すると肌の防御反応が働き、メラニン色素を作るメラノサイトが活性化します。その結果、多くのメラニン色素が生成され、シミのような茶色いニキビ跡の原因になるのです。
■肌のターンオーバーが乱れていると茶色いニキビ跡が残る
肌のターンオーバーが正常に働いていれば、炎症によって作られたメラニン色素は、古い細胞と一緒に排出されていきます。しかし、肌の乾燥や栄養不足、血行不良などによってターンオーバーが乱れているとメラニン色素が沈着し、茶色いニキビ跡が形成されます。
茶色いニキビ跡を防ぐためには、肌のターンオーバーを促すことも大切です。
茶色いニキビ跡のセルフケア方法
■ビタミンC誘導体の化粧品を使う
茶色いニキビ跡の改善には、メラニン色素を白く還元するビタミンCが有効です。セルフケアで茶色いニキビ跡を薄くしたい場合は、ビタミンC誘導体配合の「VC100エッセンスローションEX」や「薬用アクアコラーゲンゲル美白EX」などをスキンケアに用いると良いでしょう。
■紫外線対策をする
紫外線を浴びるとメラニン色素が生成され、茶色いニキビ跡が濃くなってしまうことがあります。朝のスキンケア後には日焼け止めを塗り、紫外線による悪影響を防ぎましょう。外出時には、日焼け止めをこまめに塗り直すこと、日傘や帽子などで直射日光を遮ることも重要です。
改善しにくいニキビ跡はフォトシルクプラスが有効
セルフケアで改善しにくいニキビ跡には、メラニン色素が肌の内部にまで定着していると考えられます。その場合は、美容皮膚科で受けられるフォトシルクプラスでの治療をオススメします。
フォトシルクプラスは、メラニンとヘモグロビンの両方に反応するため、茶色いニキビ跡だけでなく、赤いニキビ跡の改善にも効果的です。また、処方薬や点滴を併用することで、さらなる改善が期待できます。
茶色いニキビ跡は、肌のターンオーバーを促したり、徹底したUVケアを行ったりすることで改善が期待できます。しかし、濃いニキビ跡の場合、セルフケアだけで改善させることは難しくなってしまいます。透明感のある肌を取り戻したいなら、美容皮膚科にお気軽にご相談ください。