そもそも肌の「キメ」って何?整える方法はあるの?
公開日:2018/11/14 / 最終更新日:2018/11/14
美しい肌のことを「キメの細かい肌」「キメが整った肌」と表現しますよね。しかしよく耳にするのは「キメ」が何を意味しているのか詳しく知っている人は少ないでしょう。意外と知られていないキメの正体をキメの整った理想的な肌を作るケア方法とあわせてご紹介します。
肌のキメとは
まずは手の甲の皮膚を観察してみましょう。よく見ると肌に細かな溝があることに気づかれるはずです。この溝のことを「皮溝(ひこう)」といい、皮溝に囲まれている三角や四角の部分を「皮丘(ひきゅう)」といいます。キメが整った肌というのは、この皮溝と皮丘は小さく、、均等に並んでいる状態のことを指すのです。
逆にキメが乱れた肌は、皮溝と皮丘が大きいのが特徴です。たとえば手の甲はキメが細かい傾向がありますが、指の関節部分を見るとキメが荒いことが分かるでしょう。このような違いが肌の美しさを表現する差になるといわれています。
逆にキメが乱れた肌は、皮溝と皮丘が大きいのが特徴です。たとえば手の甲はキメが細かい傾向がありますが、指の関節部分を見るとキメが荒いことが分かるでしょう。このような違いが肌の美しさを表現する差になるといわれています。
肌のキメの細かさは残念ながら生まれつき決まっています。手の甲と指のキメに違いがあるように人によっても皮膚のキメの細かさが違うのです。
しかし、キメを整った状態にすることは可能です。キメを作っているのは肌の表面にある角質です。角質の健康状態が良く、十分に潤っていつとキメが整ってキレイに見えるのです。では、どうしたらそのような状態にできるのか、以下から見ていきましょう。
キメが整った肌にするケア方法
■優しい洗浄と適切な保湿をする
キメを整えるためには、角質の水分を保持する正しいスキンケアを行う必要があります。肌を傷つけないように優しく洗った後は1秒でも早く丁寧な保湿を行いましょう。「アクアコラーゲンゲル エンリッチリフトEX」など、保湿成分が十分に含まれた化粧品でのケアが効果的です。
■肌をこすらない
肌を強くこすると表面の角質が剥がれて、キメが乱れる原因になります。スキンケアやメイクのときも不要な刺激を与えないように優しく触れるようにしましょう。
■十分な栄養と睡眠をとる
肌のキメは、生活習慣によっても左右されます。栄養や睡眠が不足していると健康な肌が作られず、キメも乱れてしまうのです。食事ではコラーゲンの材料となるたんぱく質やビタミン類を積極的に補給し、夜は早めに寝て、皮膚の成長と回復を促しましょう。
キメが整っているとメイク乗りが良くなり、顔色もワントーン明るくなります。自分の肌を好きになるために、キメを意識したスキンケア&インナーケアを心がけてみてはいかがでしょうか。