脂肪が燃えるって本当?辛い食べ物に期待できるダイエット効果とは
公開日:2018/11/13 / 最終更新日:2018/11/13
「辛い食べ物にはダイエット効果がある」という噂は、昔からよく耳にしますよね。その噂を信じて、辛いものを積極的に食べている方も多いはずです。しかしその噂は、はたして本当なのでしょうか?健康的かつ効率よく痩せるためのヒントとして、辛い食べ物のダイエット効果や、摂取する際の注意点をご紹介します。
辛い食べ物にはダイエット効果があるの?
■脂肪の燃焼を促す効果がある
結論からというと「辛い食べ物にはダイエット効果がある」という噂は本当です。唐辛子に含まれるカプサイシンには、熱を作り出す褐色脂肪細胞を活性化し、脂肪の燃焼を促す効果があります。
また、辛いものを食べるとアドレナリンが分泌され、脂肪分解酵素のリパーゼが活性化するともいわれています。辛いものが脂肪を直接燃やすわけではありませんが、このような作用によって、代謝が促進され、ダイエットには効果的といえるでしょう。
辛い食べ物の摂り過ぎはNG!
ダイエットに嬉しい効果が期待できる食べ物ですが、食べ過ぎはNGです。辛いものを摂り過ぎると胃に負担をかけて、胃炎を引き起こしてしまうことがあります。また、過剰摂取は腸にもよくありません。刺激を受けて、下痢を起こしてしまう恐れもあるのです。くれぐれも食べ過ぎには注意しましょう。
辛い食べ物のダイエット効果を活かすには
■唐辛子は1日2g以下に
上述したように、辛い食べ物の摂り過ぎは禁物です。唐辛子であれば1日2g以下を目安にしましょう。一味を使用する際は、おかずや麺類などにパラパラっとかけるぐらいがオススメです。
■生姜やコショウも活用して
辛いもの=唐辛子というイメージがありますが、しょうがやコショウも代謝を高めてくれるためダイエットに効果的です。唐辛子が苦手であれば、このような他のスパイスも意識的に摂ると良いでしょう。
■運動を取り入れる
辛いものを食べると代謝が良くなりますが、動かずにじっとしていては脂肪燃焼効果が十分に発揮できません。適度な運動も同時にとり入れて体脂肪をしっかり燃やしましょう。脂肪をしっかり燃焼したいなら、ウォーキングやジョギング、サイクリングなどの有酸素運動がオススメです。
ご紹介したように辛い食べ物は、脂肪の燃焼を助けてくれます。ただし辛いものには食欲を増進する作用もあるため、食べ過ぎにはくれぐれも注意が必要です。適度に取り入れることが、ダイエットを成功させるコツだと覚えていてくださいね。