洗顔後のつっぱりは危険&放置NG!つっぱらない洗顔方法とは
公開日:2018/09/25 / 最終更新日:2018/09/25
洗顔後、「なんだか肌がつっぱる」と感じれいる人は少なくはありません。しかし、つっぱりを感じることも、つっぱりを放置することも、肌にとってはNGです。荒れにくい健康的な素肌を維持するためにつっぱりの危険性や改善方法をチェックしてみましょう。
洗顔後のつっぱりを放置してはいけない理由
「肌がつっぱる」と感じるときは、肌の水分量が不足し、乾燥している状態です。この状態を放置するとさらに乾燥が進んで肌のバリア機能が低下し、雑菌や紫外線などの外部刺激に弱い肌になります。悪化するとひび割れ、ヒリヒリ感、かゆみなどを引き起こす恐れがあるので、放置せずにきちんと保湿することが大切です。
洗顔後につっぱりを感じる原因とは
■洗浄力の強い洗顔料を使用している
洗浄力の強い洗顔料を使用していると、どんなに優しく洗っているつもりでも、肌本来の保湿成分が洗い流されてしまいます。商品にもよりますが、スクラブが入ったもの、メンズ用などは洗浄力が強い傾向があるので注意しましょう。
■洗顔に時間をかけすぎている
洗浄力が穏やかな洗顔料を使用していても、洗顔に時間をかけすぎていると肌のツッパリを引き起こします。洗浄成分を肌の上に長く乗せいていると洗浄力が強いものを使った時と同じように肌の保湿成分が奪われていくのです。
■ゴシゴシと強く洗っている
肌をこするようにゴシゴシ強く洗うと肌表面にある角質層に傷がつき、そこから水分が蒸発しやすくなります。その結果、肌の乾燥とつっぱりを招く恐れがあります。
■熱いお湯を使っている
洗顔時に熱いお湯を使うと、皮脂の肌に存在するセラミドが流出し、乾燥しやすくなります。洗顔時には32~35℃程度のぬるま湯を使うようにしましょう。
洗顔後のつっぱりを防ぐ洗顔方法
①手を石鹸で洗って清潔にする
②ぬるま湯で顔をさっとすすぐ
③洗浄力が穏やかな洗顔料をしっかり泡立てる
※手で泡立てにくい場合は、泡立てネットを使いましょう。
④皮脂の多いTゾーンに泡を乗せて、指先で優しくクルクルと軽くなじませる
⑤皮脂の少ないUゾーンや目元・口元は、泡をクッションにしながら軽くなじませる
※いずれも指先が肌に触れないように、泡をクッションにしながら洗いましょう。Tゾーン→Uゾーン→目元・口元と、皮脂の多いところから先に洗うことがポイントです。
⑥ぬるま湯で顔の隅々まで優しく丁寧にすすぐ
以上がツッパリを防ぐ洗顔方法の手順になります。洗顔時間は2分以内に済ませるようにしましょう。
「肌がつっぱるけど、しばらくしてから保湿すれば大丈夫」と思われる方も多いかもしれませんが、つっぱりを感じること自体、肌にとってはNGです。肌がつっぱっている時間は乾燥が進んでいますから、それだけ負担をかけているのです。健やかな肌を保つために、つっぱりを引き起こさない、正しい洗顔と保湿ケアを心がけましょう。