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まだ若いのに脇の下にシワができるのはなぜ?シワの原因と解消法

公開日:2018/09/21 / 最終更新日:2018/09/21

城野 親徳城野 親徳総院長

体のシワというと年齢をある程度重ねた人に現れるもの、というイメージがありますよね。しかしたとえ若くても、柔らかい脇の下には、深いシワだできてしまうことがあります。脇のシワが目立つと露出するのが恥ずかしくなってしまうもの。そんなコンプレックスを解消するために脇の下のシワの原因と解消法を探ってみましょう。

脇の下にシワができる原因

■脇の下の自己処理による負担
脇毛の自己処理を頻繁に繰り返していると脇の下にシワにようなラインができることがあります。カミソリや毛抜きなどで皮膚を傷つけていると炎症や色素沈着が発生し、シワのようなラインが刻まれてしまうのです。炎症が起きている場合は、赤いライン、色素沈着の場合は茶色や黒のラインが刻まれるのが特徴です。
症状が初期段階であれば、シワと呼べるほど深いものではありません。しかし炎症などの肌トラブルを繰り返していると、ターンオーバーの乱れやたるみが生じる影響で、本格的なシワになってしまうことがあります。

■摩擦や圧迫による刺激
窮屈な衣類や脇と擦れるようねバックを長期的に使用していると、脇の下のシワを引き起こすことがあります。摩擦や圧迫などの刺激によって脇の皮膚が傷つき、弾力性が低下することで、シワができてしまうのです。

■ホルモンバランスや体型の変化
妊娠などでホルモンバランスが大きく変化すると脇の下にシワのような黒ずみができることがあります。女性ホルモンのエストロゲンやプロゲステロンには、メラニンを作り出すメラノサイトを刺激する作用があるのです。その影響でメラニンが多く作られると、脇の下が黒ずみ、シワのようなラインができる原因になります。
また、体型が急激に太ったり痩せたりすると皮膚が伸縮に対応できずに、肉割れやシワができることがります。

脇の下のシワを解消する方法

■脇の下を刺激しない
脇の下の皮膚はとても柔らかくデリケートですから、刺激を与える行為をできるだけ避ける必要があります。衣類やバックは、脇に負担をかけない余裕のあるものを使用するようにしましょう。わき毛の自己処理が必要な場合は、カミソリよりも刺激の少ない電気シェーバーを使うことをオススメします。

■脱毛を行う
「脇を露出することが多いから、毎日のように脇毛を処理しなければいけない」という方には、美容皮膚科での脱毛がオススメです。自己処理による刺激を減らせるため、色素沈着やシワの改善につながります。

■メラニンの排出を促す
色素沈着が生じている場合は、メラニン色素の排出を促すケアを行うと効果的です。ピーリングによる角質ケアやブライトニング成分配合の「薬用ボディ・ピンク」などを使った保湿ケアがオススメです。

脇の下のシワは、脇への刺激を減らすことで改善していけます。透明感のある美しい脇を手に入れるために日々のムダ毛処理やお手入れの方法を見直してみましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

城野 親徳

城野 親徳総院長しろのよしのり

シロノクリニック恵比寿

皮膚科領域のレーザー治療について、国内屈指の症例数を持つ、美容レーザーのパイオニア。 ドクターズコスメを開発・提供する株式会社ドクターシーラボ創設者・名誉会長・商品開発顧問でもあります。

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