ホクロが大きくなった!?考えられる原因や悪性ホクロの見分け方
公開日:2017/12/14 / 最終更新日:2017/12/14
見た目に影響を与えるホクロは「できるだけ目立たせたくない、これ以上大きくしたくない」というのが本音ですよね。
しかし、ホクロは日常の中の出来事が原因して大きくなってしまうことがあります。具体的にはどのような原因があるのでしょうか?
今回は、ホクロが大きくなる原因と危険な悪性ホクロとの見分け方法をあわせてご紹介します。
ホクロが大きくなった時に考えられる原因とは
・紫外線を浴びてしまった
ホクロはメタニンを作り出すメラノサイトが変化した母斑細胞のかたまりです。紫外線を浴びるとメラノサイト自体が増えるため、ホクロが大きくなる原因になります。
・摩擦
ホクロに強い摩擦を与えると、その刺激から肌を守るためにメラノサイトが活発化し、ホクロが大きくなることがあります。
また、スキンケアの時などに肌を擦っている方や摩擦が生じやすい下着や衣類を身につけている方は注意が必要です。
・ストレスや生活習慣の乱れ
ストレスや睡眠不足などの生活習慣の乱れも、ホクロを大きくする原因になります。肌の新陳代謝が低下したり、ホルモンバランスが崩れることでメラノサイトが活発化してしまうのです。
ホクロが大きくなったら…「悪性ホクロ」の可能性もある!?
ホクロが急に大きくなった場合、悪性ホクロの可能性もあります。悪性ホクロはメラノサイトが悪化した腫瘍のことで、メラノーマとも呼ばれるもの。メラノーマは進行が早く、危険性の高い病気ですから、疑われる場合は早急に病院へ行き、治療を受ける必要があります。
悪性ホクロを見分けるポイント
では、どのようなホクロが悪性の可能性があるのでしょうか。以下のポイントにあてはまる場合は、悪性の疑いがあるので、早めに病院で診察を受けましょう。
・足の裏や皮膚意外(口や爪の中など)にできている
・左右非対称である
・かゆみがある
・形がギザギザ、ボコボコしている
・色にムラがある
・6mm以上になる
とくに急激に大きくなったホクロには注意が必要です。
数か月間の間に6mm以上になっているなら、すぐに病院へ行きましょう。また、メラノーマは足の裏に発症することが多いといわれています。足の裏は刺激が加わりやすいために悪化しやすいのです。落としがちな足の裏まできちんとチェックすることが大切です。
女性の中には「もともと大きなホクロができやすい…」と悩んでいる方も多いもの。その場合は、できるだけ肌に刺激を与えない生活を送るとともに、悪性ホクロが発生していないかこまめなチェックも心がけることが大切です。肌の美しさと健やかさを守るためにも、肌チェックをしっかりと行いましょう。