冬のうっかり日焼けに注意!スキー場での紫外線対策
公開日:2017/11/24 / 最終更新日:2017/11/24
紫外線は主に真夏に多く受けるイメージがありますが、冬のスキー場では夏の何倍も日焼けしてしまうということを知っていましたか?
スキー場の雪面には紫外線を倍増させる効果があるのです。
今回は、これから訪れるウィンターシーズンに向けて、備えたいスキー場での紫外線対策を紹介します。
スキー場の紫外線量が多い理由
スキー場で紫外線量が増える理由は、ずばり「照り返し」です。
この照り返しは、モデルさんが撮影等で使うレフ板とまさに同じ現象で、白の面で光を集め、反射することで起こります。
冬のスキー場の雪面はご存知の通り真っ白なため、照り返しが起こり、上下両面から紫外線を浴びることになります。その反射率は実に水面の4倍。場合によっては、真夏にマリンスポーツを楽しむ際よりも紫外線が増え日焼けしやすくなるということなのです。
スキー場で気をつけたい冬の紫外線対策
冬は夏と違い、外気が冷たく「太陽の熱で焼ける」という感覚が少ないため、紫外線対策がおろそかになりがちです。
スキー場の場合、照り返しによる光でまぶしいだけでなく目が日焼けし角膜にダメージを起こすため、UVを強力にカットしてくれるゴーグルをかける必要があります。
普段メガネをかけている方は、コンタクトレンズを使用してゴーグルをかけたり、度の入ったゴーグルをかけるのがオススメです。また、頬やあごなどゴーグルや帽子などで覆われていない顔の部分は、SPFが高いだけでなくPA(+)の個数が多い日焼け止めを塗り、2時間おきくらいに塗り直すことを心がけましょう。
万が一日焼けをしてしまったという場合には、アフターケアを行うことも重要です。日焼け部分を冷やすケアにプラスして、保湿効果の高いパックを使用したり、美容効果の高い美容液やクリームでしっかりと水分を閉じ込め、肌をいたわるようにしましょう。
さらにビタミンCやDのサプリメントは疲れをとるだけでなく、肌を修復する効果が期待できるため、就寝時などにとり体の内側からケアしてあげると良いでしょう。
ウィンタースポーツの代表でもあるスキーやスノーボードは冬ならではの楽しみの一つですが、楽しいあまりうっかり紫外線対策を忘れ、気づいたら日焼けしてしまったという経験も少なくないかもしれません。
日焼けをしてから肌のダメージに悩まされることのないよう、しっかりと紫外線対策をするよう心がけましょう。