ダイエットメニューや筋トレ中の方の食事などでよく活用されている鶏のささみ。
肉体改造時に役立ってくれることは有名ですが、実のところ鶏のささみにどんなダイエット効果があるのか詳しく知らずに食べている方も多いのではないでしょうか？
そこで今回は、いまさら聞けないささみのダイエット効果や、効果を上げる摂取ポイントをご紹介します！

ささみのダイエット効果

・低カロリーなのに満足感がある
もともとヘルシーだといわれている鶏肉の中でも、ささみは一番脂肪分が少ない部位です。１本あたり約50kalと、非常に低カロリーでダイエット向き。さらに適度な噛みごたえがあるので、満足感が得られることも嬉しいポイントです。

・低糖質で血糖値をあげにくい
ささみ100ｇに含まれる糖質量は、わずか0.1ｇです。血糖値を上げにくいため、脂肪の蓄積を促すインスリンの分泌を抑えることができます。糖質制限ダイエットをしている方にも、最適な食材といえます。

・高タンパク質だから代謝を高める
ささみは、高タンパク質食品の代表格とも呼べる存在です。タンパク質は筋肉の材料になってくれるため、筋肉量を増やし、代謝を高めるのに役立ちます。ただし、筋肉は運動をしないと増えないので、筋トレなども同時に行うことが大切です。

・疲労回復効果がある
ささみには、疲労回復を促すビタミンＢ群やアミノ酸が豊富に含まれています。疲れの蓄積を防ぐことで、運動しやすくストレスを溜めにくい体を保つことができます。

ささみの効果を上げる摂取ポイント

・３食のうち１食をささみに置き換える
３食の食事のうち、１食をささみに置き換えると１日の摂取カロリーがグッと減り、ダイエット効果が得やすくなります。

以下のポイントを守って、効率よくダイエットしましょう。
　・朝、昼、晩のうち１食をささみ３本に置き換える
　・野菜と一緒に食べる
　・炭水化物は食べない
　・物足りない場合は、豆腐をプラスする
　・ささみを食べるときの１食は、300kcal以内に抑える

・茹でで食べる
ささみを揚げたり炒めたりすると、その分カロリーが上がってしまいます。できるだけカロリーを抑えるためにささみは茹でで食べるようにしましょう。美味しい茹で方をご紹介します。

　1.鍋で500ｍｌの湯を沸かし、沸騰したら軽く塩をふったささみ3本を入れる
　2.入れたささみをすぐにひっくり返し、フタをして火を消す
　3.そのまま7～8分、余熱で火を通して出来上がり
　※お湯にささみの旨みが溶け出しているので、スープなどに活用するのが
オススメです。

・野菜と一緒に食べる
ささみだけでは食物繊維が不足し、便秘にもなる恐れがあります。キャベツやブロッコリーなどの野菜も一緒に摂取して、食物繊維を補いましょう。

ダイエット中は、肉を食べることはＮＧと思われがちですが、高たんぱく低カロリーのささみであれば安心して食べることができます。ささみの美味しいレシピを考案しながら、楽しくストレスフリーでダイエットを行っていきましょう。