ダイエット中の禁酒がつらい…「飲酒で太る」原因と対策方法
公開日:2017/08/20 / 最終更新日:2017/08/20
ダイエット中は摂取カロリーをセーブしたり、糖質を制限する人も多いもの。中にはお酒をセーブする人もいらっしゃいますが、そもそも飲酒で太る原因は、何なのでしょうか?お酒が身体に与える影響を知り、太りにくいお酒の飲み方をチェックしてみましょう!
飲酒で太る原因とは・アルコールで脂肪の代謝が落ちる
アルコールは肝臓で分解されることは有名ですが、肝臓は脂肪などの分解もしています。しかし、アルコールが入ると脂肪よりも優先的に分解され、脂肪の分解は後回しになるため脂肪の代謝が落ち、蓄積しやすくなってしまうのです。
・食欲抑制ホルモンの働きが低下する
アルコールには食欲抑制ホルモンと呼ばれる「レプチン」の働きを抑える作用があります。そのため、お酒を飲んだ時はついつい食欲が制御しきれなくなり、食べ過ぎてしまうのです。
・高カロリーのおつまみで太る
お酒のお供には、おつまみが欠かせないもの。しかし、この時に揚げ物や肉類を食べ過ぎていると、当然ながら太ってしまいます。またお酒と合う料理には塩分を使ったものなども多く、ヘルシーに済ませているつもりでもカロリーは摂取してしまっていることも少なくありません。
・お酒に含まれている糖質で太る
ビールや日本酒、甘いカクテルなどには糖質が多く含まれています。このようなお酒を飲み過ぎると血糖値が急上昇し、脂肪を蓄積させるインスリンの影響によって太りやすくなるのです。
ダイエット中の飲酒時に気をつけたいポイント
・おつまみは低カロリーなものに
高カロリーなおつまみは肥満の原因になりますが、飲酒時に何も食べないと胃腸に負担をかけてしまいます。枝豆や豆腐など、できるだけ低カロリーなおつまみを選んで、太らない飲酒を心がけましょう。 なお、どうしても揚げ物が食べたいときは、食物繊維豊富な野菜(サラダやキャベツの千切りなど)を先に食べておくことをオススメします。
・ビタミンB群を摂る
ビタミンB群は、糖質や脂質の代謝に欠かせない栄養素ですが、お酒を飲んでいるとアルコールの分解に使われてしまいます。そのためお酒を飲むときは、事前にサプリメントなどでビタミンB群をしっかり補給しておきましょう。また、おつまみには納豆や豚肉など、ビタミンB群が多く含まれる食品を選びましょう。
・低糖質のお酒を選ぶ
できるだけ低糖質のお酒を選ぶことで、血糖値の急上昇を抑えることができます。下記のようなものが比較的糖質量が少ないので、選ぶようにしてみましょう。
・焼酎 ・ブランデー ・ウィスキー ・ ウォッカ
・糖質オフのビールやチューハイ ・辛口の赤ワイン
※甘いジュースやサイダーで割ると、糖質量が上がってしまいます。無糖の炭酸水や水、お湯などで割りましょう。レモンやライムの果汁を加えると、無糖でもぐっと美味しくなりますよ。
お酒を飲みながらでも、ダイエットを続けることはできます。ただし、飲み過ぎやカロリーの摂りすぎは肥満の原因になりますから、注意しながら飲むことを心がけてくださいね。