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鼻づまりがひどいのは「肥厚性鼻炎」かも?発症する原因と対策方法

公開日:2017/08/20 / 最終更新日:2017/08/20

城野 親徳城野 親徳総院長

呼吸もままらないほどのひどい鼻炎は、生活にも支障がでることがあります。
体調不良やアレルギーなど様々な原因で鼻づまりは起こりますが、なかなか治らないという場合は、肥厚性鼻炎かもしれません。
肥厚性鼻炎とは何なのか、原因や対策方法とあわせて詳しく解説します。

肥厚性鼻炎とは?

・アレルギー性鼻炎の悪化
アレルギー性鼻炎が慢性化した状態を放置していると、粘膜細胞が増殖・肥大して肥厚性鼻炎になることがあります。アレルギーや鼻炎を持っている方は早期に治療することが最大の予防となるでしょう。

・点鼻薬の使い過ぎ
鼻づまりを改善する点鼻薬には、血管収縮薬が入っています。しかしこの点鼻薬を乱用すると、薬の刺激によって粘膜組織が腫れ、肥厚性鼻炎を起こすことがあるのです。

肥厚性鼻炎を治すには?対策方法

・鼻炎の治療を行う
上記でお伝えしたように、鼻炎が慢性化すると肥厚性鼻炎になりやすくなります。鼻炎を自覚しているなら早めに耳鼻科へ行き、適切な治療を行いましょう。また、風邪や原因不明の鼻づまりが2週間以上続く場合も、できるだけ早めに耳鼻科を受診しましょう。

・部屋をこまめに掃除する
部屋のほこりは、アレルギー性鼻炎の原因になります。こまめに掃除をして、ほこりの蓄積を防ぎましょう。なお、掃除機をかけるときはほこりが舞いやすいので、空気清浄機の利用をオススメします。

・点鼻薬を使い過ぎない
点鼻薬を使用すると即効性のある血管収縮薬のおかけですぐに鼻づまりが緩和します。しかし持続性はないため、頻繁に使うことになり、結果的に粘膜の腫れを引き起こしてしまうのです。根本的に改善するために、医師の治療を受けて適切な治療を行うようにしましょう。

・ストレスを溜めない
ストレスは免疫力を低下させ、アレルギー性鼻炎を発症させる引き金になります。精神的ストレスだけでなく、肉体的ストレスも要因になりますから、十分な睡眠と休息、ストレス発散を心掛けましょう。

肥厚性鼻炎にかかっているかどうかは、内視鏡検査やレントゲン撮影ですぐに診断することができます。疑わしい場合は、耳鼻咽喉科や耳鼻科へ行き、初期のうちに適切な治療を行いましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

城野 親徳

城野 親徳総院長しろのよしのり

シロノクリニック恵比寿

皮膚科領域のレーザー治療について、国内屈指の症例数を持つ、美容レーザーのパイオニア。 ドクターズコスメを開発・提供する株式会社ドクターシーラボ創設者・名誉会長・商品開発顧問でもあります。

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