レーザー治療・エイジングエア専門の美容皮膚科シロノクリニック

くしゃみが止まらない…モーニングアタックの原因と対策

公開日:2017/05/27 / 最終更新日:2017/05/27

城野 親徳城野 親徳総院長

朝はあわただしく朝食やメイク、外食の準備をするため、1秒でも惜しいもの。
しかし、それらの作業を中断せざるを負えなくなるほど「くしゃみ」に毎朝悩まされているという人は少なくありません。朝起きてすぐに起きるくしゃみはモーニングアタックと呼ばれており、近年増加傾向にあるといわれています。
今回は、そんなモーニングアタックについてご紹介します。

モーニングアタックって何?

モーニングアタックは、朝起きてすぐにくしゃみや鼻水、鼻詰まりが出てしまうこと。くしゃみという動作が起こるのには、自律神経が関わっており、モーニングアタックは、この自律神経の乱れや睡眠時の環境が関係しているといわれています。

私たち人間の体は、朝目覚めるとき副交感神経というリラックスしているときに働いている神経が優位の状態です。体や脳が目覚めてくるにつれて、交感神経という活発な時に働く神経へと切り替わりますが、寝起きはこの2つのバランスがまだ乱れている状態。そのため普段では反応しないような花粉やほこり、ハスダストなどの微細な刺激をうけても鼻の粘膜が刺激されてしまい、くしゃみが止まらなくなるんのです。
また、花粉症やハウスダストなどのアレルギーをもともと持っている人は、それが原因でモーニングアタックが起こることもありますが、ストレスなどで自律神経が乱れている場合は、アレルギーのない人でも起こる場合があります。

体内からモーニングアタックを予防するには

・ストレスを溜めない
上記でお話しした通り、自律神経の乱れはモーニングアタックの直接的な原因です。
日常生活からストレスを溜めないように体を動かしたり趣味の時間を作るなどして、ストレス解消対策を取り入れましょう。
仕事の繁忙期などの特定のストレスを感じた時だけモーニングアタックがおきるという場合は、自分のストレス時期をしっかりと把握してケアしてくださいね。

・起床後はすぐに起き上がらない
起床時間をいつもより10分早め、目が覚めても布団の中でしばらく過ごす習慣をつけましょう。交感神経が活発になるまで布団の中で過ごすことで、鼻の粘膜が過剰に反応するのを防ぐことができます。また、朝起きて日の光を浴びる習慣をつけるのも体内時計にメリハリがつくのでオススメです。

・マスクをして寝る
睡眠時の呼吸でハウスダストや微細な花粉を吸ってしまうことも、モーニングアタックの原因です。
鼻への刺激を減らすためにも、マスクをして鼻への刺激を防ぎましょう。

部屋の環境からモーニングアタックを予防するには?

・掃除は床だけでなく部屋全体を
部屋の掃除というと床の掃除を連想しますが、微細なホコリや花粉は壁や窓、棚や家電にも蓄積しています。週に1度は部屋全体を徹底的に掃除する習慣をつけ、清潔な寝室を保ちましょう。

・空気清浄器、加湿器を使う
空気中のホコリや花粉を減らしたいなら、空気清浄器や加湿器を使うのをオススメ。ただし、ただ置いておけばいいのではなく、清浄機も加湿器も定期的にお手入れをして常に清潔な状態を保つことを忘れずに。

モーニングアタックは体と寝室のケアの継続が必要です。くしゃみに悩まされる朝を終わらせるためにも、しっかりと対策しましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

城野 親徳

城野 親徳総院長しろのよしのり

シロノクリニック恵比寿

皮膚科領域のレーザー治療について、国内屈指の症例数を持つ、美容レーザーのパイオニア。 ドクターズコスメを開発・提供する株式会社ドクターシーラボ創設者・名誉会長・商品開発顧問でもあります。

城野 親徳先生の治療が受けられるのはこちら

シロノクリニック恵比寿院

シロノクリニック恵比寿院

〒150−0012

東京都渋谷区広尾1-1-40恵比寿プライムスクエアプラザ2F

0120-114-422