小鼻の脇が赤くなるのはナゼ?赤みの原因と解消法
公開日:2017/05/14 / 最終更新日:2017/05/14
メイクで隠せても、すっぴんになると途端に目立ってしまう”小鼻の赤み”。
いくらスキンケアをしてもなかなか改善されない…、と悩んでいる人も多いかもしれません。しかし、小鼻の赤みを解消するにはただケアをするのではなく、赤みの原因に沿った対策をすることが大切。まずは赤くなる原因とそれぞれの解消法を知って、スッピンに自信を取り戻しましょう。
デイリーケアが必須!小鼻が赤くなる原因と解消法
・摩擦、刺激
鼻をティッシュでよくかんでいたり、洗顔時に鼻周りをゴシゴシと擦っている人は小鼻が赤くなる傾向があります。強い刺激が加わった部分がわずかながらも炎症を起こし、赤く見えてしまうのです。
~摩擦・刺激による赤みの解消法~
普段から鼻や鼻周りをこする癖があるなら、意識して止めることで赤みを少しずつ改善していくことができます。
洗顔やメイクの最中に鼻をこすらないのはもちろんのこと、鼻の毛穴パックやピーリングなども刺激が強いので控えましょう。
・乾燥
肌が乾燥するとバリア機能が低下するため、ちょっとした刺激が加わっただけで赤くなってしまいます。鼻周りだけでなく、頬や口周りも白い粉を拭くような人は、乾燥が赤みの原因の1つとなっているでしょう。
~乾燥による赤みの解消法~
乾燥が原因の場合は、保湿をすることが何よりの改善策です。
化粧水は体温と同じくらいまで温めてゆっくりと浸透させ、乳液やクリームはたっぷりと乾燥しやすい部位にムラなく塗ってください。
・脂漏性皮膚炎
脂漏性皮膚炎とは「マラセチア」といカビが引き起こす疾患で、小鼻や髪の生え際なそが赤くなり、フケのような角質がポロポロとでるのが特徴です。
マラセチアは皮脂をエサにするため、皮脂量の多い人・インナードライ肌の人、免疫力が低下して肌質が不安定になっている人によく見られます。
~脂漏性皮膚炎による赤みの解消法~
マラセチアが異常繁殖している場合は、皮膚科での治療が必要です。しかし治療薬を塗れば治るという簡単なものではなく、普段からバランスのとれた食事をとったり、睡眠不足やストレスを避けて、体内から肌の免疫力を上げることが改善につながります。
・毛細血管拡張症
小鼻だけでなく頬も赤い、という人は毛細血管拡張症によって赤くなっていると考えられます。自律神経の乱れによって毛細血管が拡張し、血液の赤みが人より濃く現れてしまうのです。
~毛細血管拡張症による赤みの解消法~
自律神経が乱れると赤くなりやすいので、十分な睡眠をとったりストレスを溜めないことが大切です。カフェインや香辛料、アルコールやニコチン(タバコ)などの摂取も赤みを目立たせますから、できるだけ控えるようにしましょう。
いかがでしたか?
頑固な小鼻の赤みは、発症しやすく一度できるとなかなか解消しにくいという難点があります。しかし正しいケアや治療を続けて焦らずに少しずつ改善していきましょう。