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寒い冬に熱い味方!セルフお灸でキレイを簡単キープ!

公開日:2017/02/09 / 最終更新日:2017/02/09

城野 親徳城野 親徳総院長

お灸とは「もぐさ」をツボにのせて燃やし、その熱でツボを刺激する民間療法のひとつ。
体を温めることができるので、血流が滞りがちな冬には是非オススメしたい方法です。

しかし、お灸というと「鍼灸院に通わなければいけない」「高い」というイメージを持っている方も少なくありません。ところが、実は最近自宅でも簡単にお灸ができてしまうのです。その簡単な方法と効果をご紹介しますので、この冬は是非、セルフお灸でキレイをキープしてみてください。

初心者は「台座タイプ」から」からはじめよう!

自宅でできるお灸セットは、雑貨屋さんやドラックストアなどで購入が可能です。
初心者でも扱えるよう安全に配慮されているものばかりですが、慣れていないとどうしてもやけどをしてしまう恐れがあります。そのため初めてセルフお灸を行うときは、体にシールで貼りつけて使う「台座タイプ」のものを使うのがオススメです。

まずは、手の甲の親指と人差し指の間にある「合谷(ごうこく)」というツボに乗せてお灸が体に合うのかどうかを試してみましょう。
合谷は万能のツボと呼ばれるツボで、ストレス解消や肩こり、鼻炎、喉の痛みなどに効果があるといわれています。

セルフお灸の簡単なやり方

それでは、台座タイプのお灸の使い方を説明していきます。
まずはお灸を乗せたいツボを探します。ツボを探すポイントは、指を滑らせるように体を触ってみること。凹んでいるところ、、カサついているところ、指がすべらず引っかかるところを見つけましょう。
ツボが見つかったら、お灸の台座についてるシールを剥がし、もぐさに火をつけてツボの上に乗せます。ただし、一度にたくさんお灸をやり過ぎてしまうと”お灸当たり”になってしまうので注意しましょう。
1日にお灸をしていいツボは3つまで、1つのツボの周りに置いても良いお灸は2~3個までです。

セルフお灸にオススメのツボ

先ほど合谷という万能のツボを紹介しましたが、他にも女性にオススメのツボがいくつかあります。
ひとつは、内くるぶしの最も高い位置から、指4本分ほど上がったところにある「三陰交(さんいんこう)」。肩をはじめとする体全体の凝りや骨盤のゆがみの解消、生理痛、冷え症などに効果があります。
もう一つは足の側面、親指の付け根下の凹んだ部分にある”太白(タイハク)”というツボ。足の冷えやむくみ、胃の不調や便秘の改善などに効果があります。

セルフお灸を外すタイミングは「熱いな」と感じた時。
何も不具合がなく、お灸が必要ではないツボに乗せるとすぐに熱さを感じるはずです。逆にツボを正しく乗せているのに熱さを感じない場合は、無理をし過ぎて不調に陥っている証拠。お灸を正しく使って、なかなか解消できなかった体の不調を解消しましょう!

Profile このコラムは私が担当しました!

城野 親徳

城野 親徳総院長しろのよしのり

シロノクリニック恵比寿

皮膚科領域のレーザー治療について、国内屈指の症例数を持つ、美容レーザーのパイオニア。 ドクターズコスメを開発・提供する株式会社ドクターシーラボ創設者・名誉会長・商品開発顧問でもあります。

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