自覚なし?睡眠時無呼吸症候群3つのチェックポイント
公開日:2016/10/21 / 最終更新日:2016/10/21
眠っている間に一時的に呼吸が止まってしまう「睡眠時無呼吸症候群」。
自分が無呼吸症候群になっているかどうかは、なかなか自覚することは難しいといわれています。しかし、そのまま放っておいてしまうと体へ悪い影響を及ぼしてしまう恐れもあるための3つのチェックポイントを紹介します。
「睡眠時無呼吸症候群」とは?
睡眠時無呼吸症候群とは、眠っている間の一時的に呼吸が止まってしまう症状です。
一晩に呼吸が止まる回数が30回以上、もしくは1時間に5回以上呼吸が10秒以上止まることがあれば、睡眠時無呼吸症候群といえます。
気道が閉鎖されることや呼吸中枢の異常が主な原因です。
疲れやすくなったり気だるさが1日中続くことも
睡眠時無呼吸症候群になると、体に様々な変化が起こります。呼吸が止まるということは、体への酸素が不足するため心拍数は上がります。そのため、寝ている間にも体は覚醒していて、十分な休息はとれていないという状態になってしまうのです。
朝起き上がるのがつらく感じて、1日中眠いことが続いたり、気だるさが続いたりすることで判断力が鈍ることも。体は疲れやすくなり、集中力が途切れやすくなったしまうこともあります。
セルフチェック3つのポイント
睡眠時無呼吸症候群は、寝ている間に起こってしまうもののため、自分で気づくことはなかなか難しいもの。家族がいる場合には、家族に協力してもらいのが1番ですが、一人暮らしの場合には難しいですよね。
しかし、自分一人でもチェックができる方法もあります。次の3つのセルフチェックポイントから、自分の症状と当てはめてみてください。
当てはまる項目が多いほど、睡眠時無呼吸症候群の可能性が高いといえます。
起きているときの症状
・たっぶり寝たはずなのに強い眠気に襲われる
・ちょっと動くだけでも疲れやすい
・気だるさや倦怠感が続く
・ボーっとしている時間が増える
朝起きた時の症状
・唇や口の中、のどが渇いている
・起床したときから頭痛がある
・体が重く起き上がるのがつらい
寝ている時の症状
・自分のイビキで目覚めることがある
・夜中にむせたり咳き込むことがある
・何度も目が覚める
・寝汗をかいている
自覚症状がほとんどなく、日中の生活にはほとんど支障がないという場合は、無理に心配する必要はありませんが、仕事などへの影響がある場合は、医療機関へ相談してみるのも一つの方法です。
睡眠時無呼吸症候群を改善して、快適な毎日を送れるようにしましょう。