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老化を招く⁉ 水分代謝が悪くなる原因と悪影響とは

公開日:2016/09/29 / 最終更新日:2016/09/29

城野 親徳城野 親徳総院長

「水分代謝」という言葉をご存知でしょうか。これは口から摂取した水分が、老廃物と一緒に尿や汗として排出されることを意味しています。聞きなれない方も多いかと思います。この水分代謝が悪くなると、なんと「老化」を招くこともあるのだとか!実際には、どのような影響があるのか、原因や改善方法とともに詳しく探ってみましょう。

水分代謝が悪くなると…?

水分代謝が悪くなると、体内に水が溜まったままになって「むくみ」が発生します。
体がむくむと太って見えるだけでなく、実際に体も重くなり、だるさや疲れを感じやすくなるので注意が必要です。

また水分代謝が悪くなると、体内に常に水が溜まっている状態のため、体が冷えやすくなります。体が冷えれば血行不良にもつながり、肌トラブルやボディラインにも悪影響を及ぼします。肌老化の代表ともいえる「シワ」や「たるみ」を招いたり、脂肪や老廃物が溜まってセルライトができやすくなってしまうのです。
水分代謝が低下するとただ単にむくむだけでなく、身体機能や肌の老化まで引き起こしてしまうことを理解しておきましょう。

水分代謝を低下させる原因とは

では、水分代謝を低下させる原因にはどのようなものがあるのでしょうか。老化を防ぐためにも、予防と改善方法と一緒に詳しくみていきましょう。

・冷え症
体が冷えると血液の巡りが悪くなり、水分代謝が低下します。とくに女性は筋肉量が少なく体が冷えやすいため、血行不良になりがちです。冷たい飲食物は控えめにして温かい商事や服装で冷え対策をしましょう。

・長時間同じ姿勢をとっている、運動不足気味である
体をうごかさずにいると水分が下半身にたまりやすくなり、水分代謝が低下します。また運動不足で筋肉量が減るとさらに体が冷えやすくなります。仕事中でもかかとの上げ下げ運動をするなど、こまめに筋肉を動かして水分を循環させましょう。

・塩分の摂り過ぎ
味の濃い食事やおつまみで塩分を摂り過ぎると、体内の塩分濃度を薄めようとして水分が溜まりやすくなります。その結果、水分代謝が低下し、むくみを招いてしますのです。なお、塩分を摂り過ぎた際は、ナトリウムの排出を促すカリウムを積極的に摂りましょう。カリウムは、バナナやトマトなど、果物や野菜に多く含まれているので、普段から意識して食べることをオススメします。

・女性ホルモンの影響
生理前は女性ホルモンの影響で水分代謝が低下し、体内に水分を溜めやすくなります。PMSで過食しやすい方は、塩分の摂り過ぎにも注意が必要です。塩分量を控えめにしながら、適度な運動や入浴で体を温めることを心がけましょう。

水分代謝の低下は、老化を引き起こし、美しさを求める女性にとって大敵となります。日頃から規則正しい生活を心がけ、食べるものや飲み物などにも気を使っていくことが大切です。老化を避けるためにも、水分代謝の低下をしっかりと防いでいきましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

城野 親徳

城野 親徳総院長しろのよしのり

シロノクリニック恵比寿

皮膚科領域のレーザー治療について、国内屈指の症例数を持つ、美容レーザーのパイオニア。 ドクターズコスメを開発・提供する株式会社ドクターシーラボ創設者・名誉会長・商品開発顧問でもあります。

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