放置は危険?顔にできるイボの種類と対処法
公開日:2016/06/25 / 最終更新日:2016/06/25
イボは体の様々な部位にできる可能性があります。イボの状態によっては、放置すると危険な場合があります。
イボはどんなことが原因で生じるのでしょうか?顔にできるイボの種類や対処方法についてご紹介します。
顔にできるイボの種類と特徴
顔にできるイボは、ウィルスがきっかけで起こるイボと、肌の老化に伴って表面に出てくるイボの2種類に大きく分けられます。
イボを引き起こすウィルスは、ヒトパピローマウィルスと呼ばれており、一見すると白ニキビにみえます。
ごく小さいものの場合、放置しておいても2週間~1ヶ月程度で治ってしまう場合もあり、イボができていたことに気づかないパターンもあります。
一方の肌の老化が原因で起こるイボは、老人性イボや老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)という名称で呼ばれることがあり、こちらはウィルスの感染に関係ないイボです。
見た目は皮膚がはっきりと盛り上がっており、一見してイボだと判断できるものが多いことが特徴です。
イボができる原因とは?
ウィルスが原因で起こるイボは、体の免疫力が低下しているときや乾燥肌や敏感肌などで肌の状態が悪化している際に起こりやすいと考えられています。
一度ウィルスに感染してしまうと、完治したと思っても体の中に残っているケースが多く、免疫力が低下したときに再び顔を出すこともあります。
このイボは、肌の擦り傷や切り傷からウィルスが感染して発症するため、誰にでも発生し得るイボです。老人性イボの場合、肌の老化が原因で起こるため、ある程度肌が年齢を重ねてしまった場合は、防ぐのが難しいといえるでしょう。
エイジングケアに効果的な化粧品や食品をフル活用してお手入れをすることも一つの方法ですが、睡眠不足や過剰なストレスなどを抱え込まないように生活をすることが大切です。
イボの状態を見極めるためには
顔にできたイボの種類は、素人が簡単に見極めることは難しいです。
放置しておきたくないイボは、時間の経過とともに大きくなったり、広範囲にまぶしたように散らばるタイプのイボです。
イボの原因となるウィルスが活性化している可能性があるため、早めにクリニックを受診して専門家の判断を仰ぐことが大切です。治療法としては、メスやハサミでイボを切除したり、低温で焼き切る治療法などがあります。
自己流で治そうとすると傷跡が残ってしまったり、イボが治癒しないどころか増殖してしまう事態に陥ることもあるため、必ず専門家の指示を仰ぐようにしましょう。