ファンデーションが「ほうれい線」に溜まってしまう原因とは
公開日:2016/05/12 / 最終更新日:2016/05/12
年齢を重ねるほど気になってくる顔のシワ。目元や額などシワになりやすい箇所はたくさんありますが、特に見た目に大きな影響をあたえるのが口元の「ほうれい線」です。
いくらキレイにメイクをしても、時間がたつとほうれい線にファンデーションが溜まってしまうというお悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。
シワを隠そうと思ってメイクをしているのに、余計目立っていると悲しくなりますよね。では一体どうしたらほうれい線によるメイクのよれを解消することができるのでしょうか。ファンデーションがよれてしまう原因とともに解消法をご紹介していきます。
ファンデーションが溜まる原因はスキンケア不足!?
毎日行うメイクは、肌の状態によって仕上がりに差が出てしまいます。とくにメースメイクの主要アイテムであるファンデーションは、肌が整っているか否かによって大きく仕上がりが変わってくるのです。
きちんとお手入れしている肌の場合には、ファンデーションの密着度が高くなります。十分な潤いが保たれていれば、肌にのせた瞬間からファンデーションがスルスルと伸びて、均一な質感に仕上がるのが一般的です。
一方、スキンケア不足によって肌が乾燥していると、一気にファンデーションのノリは悪くなります。ファンデーションはどうしても皮膚の凹凸部分に引っかかりやすくなりますので、角質のめくれた部分やほうれい線などのシワに溜まってしまうのです。滑らかな肌を手に入れるためには、潤いを十分に与えることが大切です。
また、下地クリームなどを使用していなという方も要注意。下地クリームは、適度な潤いを与えるとともに肌を均一に整えたり、肌色を補正したりする効果があるので、ファンデーションの仕上がりをアップさせるためには欠かせないアイテムなのです。
ほうれい線にファンデーションを溜めないための方法
ほうれい線などにファンデーションが溜まるのを避けるためには、第一に保湿が重要です。保湿効果の高いスキンケアアイテムを使用して、メイク前の段階で十分な潤いを与えておきましょう。
ほうれい線の解消が期待できる、ハリをアップするスキンケアラインを利用するのも1つの方法です。また、肌が乾燥状態になるとシワが目立ちやすくなるので、毎日のスキンケアを丁寧に行うこともポイントです。
さらにファンデーションを塗る前に、保湿効果の高い下地クリームを使用するとよれや崩れが大幅に減ります。下地クリームを塗る時には、薄く均一に伸ばすように心がけましょう。
下地やファンデーションを均一に伸ばすためには、スポンジも役立ちアイテムです。手ではムラになりやすいところも、硬めのスポンジで伸ばすことでしっかりと肌に密着させることができます。
これからの季節、汗をかきやすくなると、どうしても化粧崩れが生じがちです。ほうれい線に溜まるファンデーションを解消するためにも、クールダウン効果のあるスプレー式の化粧水などを持ち歩くと、その場で保湿と化粧直しをすることができます。潤いを与えてから、軽くよれの部分を修正することでより自然な仕上がりになります。