化粧水の効果を上げるコットンパッティングの方法
公開日:2016/02/16 / 最終更新日:2016/02/16
スキンケアの基本である化粧水の使い方にこだわりはありますか?
洗顔後になんとなく全体にのせているだけでは効率が悪いため、化粧水の効果を十分に実感することはできません。
化粧水の効果をより浸透させるには、手のひらでつけるよりもコットンでパッティングするほうが効果的です。今回は、コットンを使ってパッティングをするときのより効果的な方法についてお話しします。
コットンでパッティングをするときの注意点
コットンでパッティングをして肌が赤くなったことはありませんか?柔らかそうにみえる良質なコットンでも、繊維が毛羽立っていると肌を傷つけてしまうことがあります。
化粧水の量が少ないと毛羽立ちやすくなり、逆に滴るほど大量に含ませても膨らみすぎて柔らかさを失うため、肌への負担が増してしまいます。コットンでパッティングをする際は、常に適量を意識することが大切です。
ニキビができているときにコットンを使うと、刺激で炎症が悪化して色素沈着などのニキビ跡が残ってしまう可能性があります。そのためニキビがある場合は、手のひらで優しく包み込むようにして、化粧水を使用しましょう。
正しいコットンのパッティング方法
≪コットンの持ち方≫
コットンを中指と人差し指の上に乗せて、小指と人差し指でピンとハリを持たせるように挟みます。化粧水は10円玉大位のイメージで、肌にあたる部分全体に容器を振って、水滴を落とすようにしましょう。容器の口を直接つけるとコットンが毛羽立ってしまうので、注意が必要です。
≪下から上へ・中から外へ、が動きの基本≫
パッティングをする際は、顎の下から額に向かて下から上に軽くおさえるように行いましょう。そして顔の中心から外へ向けて、斜め上方向に動かしていきます。毛穴やシワの間にしみこませるように意識すると、ムラなく化粧水を浸透させることができます。
≪温めて浸透させよう≫
最後に両手で顔全体を包み込むように温めて、化粧水を浸透させましょう。すぐに乳液やクリームで潤いを閉じ込めることもお忘れなく!
≪気になるところにはコットンパックを≫
コットンを2枚に開いて、目尻やほうれい線などの気になる部分に乗せる「コットンパック」もオススメです。あまり長い時間続けるとコットンが乾いて張り付いてしまうので、10秒くらいで剥がすようにしましょう。